白石隆夫環境省総合環境政策統括官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 環境委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

お答え申し上げます。

当該事案についてではございませんが、一定規模以上の風力発電所を設置しようとする事業者に対しましては、環境影響評価の手続の一環として、あらかじめ事業の実施が環境に及ぼす影響を調査することを求めております。議員御指摘の事案に関しましても、その手続の中で調査が行われたというふうに承知してございます。

その上で、環境省では、例えば種の保存法におきます国内希少野生動物種に指定されておりますクマタカ、チュウヒの二種類に関しまして、複数の現地調査結果や既存の知見を分析しまして、陸上風力発電が及ぼす影響の程度を明らかにするなど、風力発電事業におきますクマタカ、チュウヒに関する環境影響評価の基本的考え方を事業者向けに示しておるということでございます。

また、自然環境等に関する情報を一元的に収録いたしました環境アセスメントデータベース、EADASと呼んでおりますが、これを整備いたしまして、国が把握しております猛禽類を始めとする鳥類の生息状況、あるいは渡りのルート等の情報を事業者に提供してございます。

事業者が行う環境影響評価手続におきまして、国が収集した情報等を活用いただいているというところでございまして、引き続き、こうした取組を通じて事業者における環境配慮を促進してまいりたいというふうに考えてございます。

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