青山繁晴 (自由民主党)環境副大臣

2026年3月24日・第221回国会 参議院 環境委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 95 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

まず、先ほどの答弁の中で一点修正を、訂正をいたします。ヨウ素の世界シェアを三割超えていると申しましたが、正確には二六%ですので、四捨五入すると三割というふうに訂正いたします。おわびいたします。

熊なんですけれども、まず、委員の御質問通じて主権者に是非理解いただきたいのは、環境省が熊の捕殺を軸にしているという事実はありません。そういう政策もありません。あくまでもやむを得ない場合の捕殺を含めて包括的に対策を取っております。

実際、どういう場合に捕殺をやむを得ず行っているかというと、人命に関わるときでありまして、委員も御指摘のとおり、今回の熊問題については人命が多く失われたということが一番の重大な点であります。

私は、これも総選挙の直前でありましたけれども、秋田県にお伺いしまして、まず県知事と協議すると同時に、県庁にも程近いボウリング場の地下駐車場で熊をやむを得ず捕殺した現場に行きましたけれども、人出の大変多いところで、やむを得ず捕殺したということであります。そこから秋田県の横手市にも参りまして、その場合は幼稚園、それも結構園児の数が多い幼稚園の目の前の川の河原に大きな熊が現れて、やむを得ず、それは市役所のいわゆるガバメントハンターの方が駆除なさったんですけれども、捕殺なさったんですけれども、その様子も実際に言わば再現していただき、拝見したところ、子供たちを守るためにやむを得ない捕殺であったということであります。

では、どうしているかということなんですけれども、まず緩衝帯をつくる。それは、緩衝帯というのは普通の言葉で言うと、例えば熊が人里に達するまでに時間を要するということであります。そういう面もありますけれど、同時に、例えばやぶを刈り取って熊の動きがすぐ分かるようにする。熊は、環境省は熊の専門家が何人かいますけれども、それらによると、お相撲取りぐらいの体重があるのに時速五十キロで走るものもいると。つまり、オリンピックの百メートルより速いわけですよね。したがって、動きがすぐに分かるようにやぶを刈り取ったりする、そういう措置を行っております。あるいは、柿の木を始め誘引物の撤去に力を入れ、そして、結論としてはゾーニング、つまり熊を駆除するよりも、熊がちゃんと安心して、熊自身も、熊自らも生活できるように、山の奥にちゃんと生息地を確保していくという政策を行っております。

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