長妻昭 (中道改革連合)

2026年4月22日・第221回国会 衆議院 内閣委員会法務委員会外務委員会安全保障委員会連合審査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 160 発言)

長妻昭でございます。

今日は、連合審査ということで、よろしくお願いをいたします。

昨日、自衛隊の訓練中に事故があったとの報道に接しました。命を失った隊員の方々の御冥福を心からお祈りを申し上げます。政府におかれましては、原因究明と再発防止策、これをしっかり講じていただきたいとお願い申し上げます。

そして、本日は、国家情報会議法案の審議であります。

これまで、日本のインテリジェンスについては、上がらない、回らない、漏れるということが言われておりました。そして、情報共有も余りされないということについて、今後は、上向き、下向き、横向きの情報共有が必要だ、これもずっと言われておりました。上向きというのは、政策部門にちゃんと上げる。下向きというのは、同じ部署の中の共有や、部隊内、在外公館の共有。横向きというのは、関係省庁や諸外国との共有。こういうことが非常に弱かったわけですね、情報収集能力、分析はもとより。

今回、法律が出てまいりました。私は一定の評価をしております。ただ、余りに、私は政府答弁を聞いておりますと、副作用について無頓着なんですね。薬には副作用があるんです。法律にも副作用がある。だからこそ、国会のチェック、あるいは第三者機関のチェック、内部統制が必要なんですよ。それぞれ、三つともないんですね、今回。これについて、人権侵害あるいはインテリジェンスの政治化というようなことが大変心配されるということで、今日もこれに関連して質疑をしていきたいというふうに思います。

まず、茂木大臣と質疑をしていきたいと思うんです。

配付資料の十ページ目、見ていただくと、これは国会図書館に作っていただいた、最新はこの資料しかないということで、各国とのインテリジェンスコミュニティーの比較なんですが、日本は、人、予算が大変脆弱である。

私、議員になる前から思っていた疑問は、なぜ日本はインテリジェンス能力向上に予算を使わないんだろうか、なぜこんなに弱いのかという疑問がありました。議員になってから、いろいろな方の御意見を聞いたり、有識者あるいは政府中枢の方々と意見交換をした、あるいは外務省の方が書いた本とか資料、あるいはインテリジェンスの提言なども読み込みまして、私なりに感じましたのは、今まで日本がインテリジェンスについて軽視をしてきたのは、アメリカとの足並みが乱れる、こういう懸念があった、私は、一言で言うとこれが大きいと思うんですね。

というのは、なまじっか日本が独自に情報を収集すると、アメリカと意思決定がずれてしまう、足並みが乱れる危険性がある。だから、情報はアメリカからもらうということにすれば、アメリカが意思決定するその中身と異なることはないというようなことで、非常に、インテリジェンスの能力向上というのが意図的に抑制をされてきた、こういうことがあると思うんです。

これについて、今回、日本の我が国のインテリジェンス能力を強化するということを本気でやるとすると、そして、インテリジェンス部門、インテル部門の皆さんが本気でこの職務に意気を感じて、更に邁進をしていただくためには、日本が、アメリカと違う情報が入手されたときに、アメリカと違う政策判断もきちっとするんだ、こういう覚悟を政治の側が示さないとインテル部門が本当に機能しないと思うんですが、茂木大臣、いかがでしょう。

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