森亮二弁護士法人英知法律事務所弁護士

2026年5月14日・第221回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 64 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

御質問ありがとうございます。

私は、子供の情報の保護ということについて、一般的な考え方みたいなことをお話ししたいと思いますけれども、先ほど、医療の場面では利活用が優先するというお話をいたしました。それに対して、例えば広告のような商業目的ということであれば、これはやはり保護を優先していただくということになろうかと思います。

子供はどうなのかということになりますと、子供の場合、非常にビジネス的にも利活用の価値が高いですよね。ですので、これまで子供の情報についてのいろいろな検討に参加して拝見をしておりますと、いろいろな意見があって、やはり、それはビジネスとして便利に使えるようにしようじゃないかという御意見もあり、もちろん、子供のことなんだから子供第一という考え方もありました。

なので、いろいろな意見がある中なんですが、やはり、これは国民の多くの皆様が、子供のデータなんだから、それは子供の保護を第一に考える、使うにしても子供のために使う、子供が学習能力を向上させる、様々な能力を向上させることに使うのがいいんじゃないかと考えておられると思います。それは私は本当にそのとおりだと思いまして、やはり、いろいろなところでいろいろな議論がありますけれども、皆さん、そうはいっても、やはり子供のことなんだから子供一番で考えようじゃないかというふうに言ってまいりました。

今回の法改正で、実は子供の情報の保護に関する責務規定というものが提案されています。これは努力義務ですので、別に違反したからどうとか、そういうものではないわけです。じゃ、これは何の目的なんだというと、まさに、そういう考え方を皆さんで共有しようじゃないかということでして、子供のことを一番に考える形でデータの保護と利活用を進めましょうという規定が入っておりまして、これは私は今回の法改正の中でも一番いいものではないかと思っているぐらいですので、新たな法改正提案に従った、そのような運用がこれからなされるということを希望します。

以上です。

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