村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長

2026年5月14日・第221回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

お答えいたします。

私は技術者でございますので、技術の観点から申し上げたいと思います。

子供の権利が脅かされるというところ、これは、SNSを例えば未成年あるいは十六歳以下で使ってはいけないというところを既に実施している国というのがございますけれども、実際としては、抜け道というのが多く存在していて、結局、その抜け道を用いて使っていた子供というのが、逆に、使える国よりも更に危険に陥っているという事例があるというふうに聞いております。ですので、感情論で、子供は使ってはいけないとか、子供に触らせないといったことではなく、有効的に、何をすれば一番子供にとって利益になるのかというところを考えた、そういった法規制を技術とともに考えていくということが必要なのではないかなというふうに思います。

また、技術というのは進化しておりまして、例えば、先ほど例にお示しいただいたような、子供のときの写真で大人になってからが検索ができるというのはもう現実としてございますし、様々なその個人のデータを基にしたデータを再生成してしまうという、データを使って本人が嫌がるような画像を作ったりということができる現実がございます。

こういったことを技術的なことだけで阻む、あるいは規制するというのは難しいですので、そういったところを罰則も含めて、しっかりどういった規制が必要なのかということを丁寧に議論をしていくことが子供を守っていくということにつながるのではないかというふうに考えております。

私としては以上でございます。

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