高市総理、明確な御答弁をいただき、誠にありがとうございます。
総理御自身が、今御紹介いただいたように、さきの経済財政諮問会議でも、そして本日も、社会保障負担率の目標や具体的な給付と負担の見直しを直接指示をされ、それがさきの骨太方針二〇二六にも力強く反映されたこと、そして、何より、今回の自民と維新の合意事項を真摯に受け止め、改革を進めると御明言をいただいたこと、大変ありがたく感じております。
一部から、今回の合意はこれまでの改革工程表の域を出ないのではないかという慎重な見方や御批判があることも承知をしています。しかしながら、繰り返しになりますけれども、これまで野放しに近く、目指すべき指標すら存在しなかった社会保障負担に対して、経済規模や現役世代の負担能力に見合った明確な管理目標、マクロ指標を設定し、PDCAサイクルを導入していくということは、我が国の社会保障政策の歴史において極めて画期的な転換点となると考えております。
我々与党としては、強い経済と持続的な賃上げを実現することを大前提としながら、社会保障給付費の伸びを適切に抑え込み、そして現役世代の保険料率を引き下げていく、この約束を口先だけに終わらせず、総理としっかりとタッグを組んで、令和八年度中の具体化と工程の明確化へ向けて、改革協議を引き続き進めていきたいというふうに考えております。
そして、もう一つ、合意骨子の項目四、医療費の窓口負担についてお伺いをさせていただきたいと思います。
日本の高齢者の医療費の窓口負担は、一九七〇年代初頭に福祉元年ということで高齢者の医療費窓口負担を無償にしたときから基本的な思想が変わっておらず、年齢によった区分というのが色濃く残ってしまっている状態でございます。これが制度の不公平感を生む一因となっています。
我が国の医療制度を持続可能なものにしていくためには、年齢で負担を決める制度から、年齢にかかわらず負担能力に応じて支え合う真に公平な制度へと転換していく必要があります。今回の合意におきましては、七十歳以上の高齢者の窓口負担については、原則三割負担となっている現役世代との間で真に公平な形に見直すという方針を掲げ、低所得者等への必要な配慮を大前提としつつ、年内までに具体化に向けた抜本的な見直しと改革工程表を策定することといたしました。現役世代と同等の負担を原則とする方向性を明確にして、年内の工程表策定に向けた具体的な検討に入ったことは、年齢に基づかない応能負担の実現に向けた重要な一歩であると考えております。
そこで、総理にお伺いをさせていただきます。
この項目四において、負担能力に応じた公平な支え合いの仕組みを構築し、現役世代の負担軽減を図っていくことの重要性について、総理の御見解と、年内の工程表策定に向けた意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
78
坂本哲志(自民)
これにて階君、後藤君の質疑は終了いたしました。
次に、斎藤アレックス君。
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79
斎藤アレックス(維新)
日本維新の会の斎藤アレックスでございます。本日もよろしくお願いをいたします。
我が党は、これまで一貫して、高過ぎる社会保険料が現役世代の生活を圧迫し、我が国の経済の好循環を妨げてきたという課題を取り上げてまいりました。少子高齢化が急速に進む我が国において社会保険制度を守り抜いていくためには、現役世代の負担をこれ以上増やさず、むしろ引き下げていく、そういった明確な改革が不可欠だと考えております。
財政制度等審議会などの資料やデータをひもときますと、この三十年間にわたり、国民負担率に占める社会保険料負担は一貫して上昇を続けてきました。勤労者世帯における税…
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
社会保障改革項目に関する具体的な骨子、両党で合意された内容についての御質問ですが、現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げていくことは重要であるということは認識しております。
私からも、五月の経済財政諮問会議におきまして、社会保障負担率の目標の検討や、具体的な給付と負担の見直しの検討などについて関係大臣に指示をいたしました。
また、先日閣議決定した骨太方針におきましても、医療、介護を中心とした社会保障制度改革を着実に実行することにより、現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げていくことを目指す、そして、社会保障制度が果たす機能を損なわないよう配慮しつ…
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- (上の発言)
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斎藤アレックス(維新)
高市総理、明確な御答弁をいただき、誠にありがとうございます。
総理御自身が、今御紹介いただいたように、さきの経済財政諮問会議でも、そして本日も、社会保障負担率の目標や具体的な給付と負担の見直しを直接指示をされ、それがさきの骨太方針二〇二六にも力強く反映されたこと、そして、何より、今回の自民と維新の合意事項を真摯に受け止め、改革を進めると御明言をいただいたこと、大変ありがたく感じております。
一部から、今回の合意はこれまでの改革工程表の域を出ないのではないかという慎重な見方や御批判があることも承知をしています。しかしながら、繰り返しになりますけれども、これまで野放しに近く、目指すべき指標すら存在しなかった社会保障負担に対して、経済規模や現役世代の負担能力に見合った明確な管理目標、マクロ指標を設定し、PDCAサイクルを導入していくということは、我が国の社会保障政策の歴史において極めて画期的な転換点となると考えております。
我々与党としては、強い経済と持続的な賃上げを実現することを大前提としながら、社会保障給付費の伸びを適切に抑え込み、そして現役世代の保険料率を引き下げていく、この約束を口先だけに終わらせず、総理としっかりとタッグを組んで、令和八年度中の具体化と工程の明確化へ向けて、改革協議を引き続き進めていきたいというふうに考えております。
そして、もう一つ、合意骨子の項目四、医療費の窓口負担についてお伺いをさせていただきたいと思います。
日本の高齢者の医療費の窓口負担は、一九七〇年代初頭に福祉元年ということで高齢者の医療費窓口負担を無償にしたときから基本的な思想が変わっておらず、年齢によった区分というのが色濃く残ってしまっている状態でございます。これが制度の不公平感を生む一因となっています。
我が国の医療制度を持続可能なものにしていくためには、年齢で負担を決める制度から、年齢にかかわらず負担能力に応じて支え合う真に公平な制度へと転換していく必要があります。今回の合意におきましては、七十歳以上の高齢者の窓口負担については、原則三割負担となっている現役世代との間で真に公平な形に見直すという方針を掲げ、低所得者等への必要な配慮を大前提としつつ、年内までに具体化に向けた抜本的な見直しと改革工程表を策定することといたしました。現役世代と同等の負担を原則とする方向性を明確にして、年内の工程表策定に向けた具体的な検討に入ったことは、年齢に基づかない応能負担の実現に向けた重要な一歩であると考えております。
そこで、総理にお伺いをさせていただきます。
この項目四において、負担能力に応じた公平な支え合いの仕組みを構築し、現役世代の負担軽減を図っていくことの重要性について、総理の御見解と、年内の工程表策定に向けた意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
今おっしゃった点についても、方向性は共有いたしております。
今後、骨太の方針に基づきまして、高齢者の就業率の上昇や健康寿命の延伸、医療費水準や受診状況の動向、高齢者に低所得が多いといった家計の状況なども踏まえて、必要な受診が確保されるよう適切な配慮措置を講じつつ、外来特例の在り方や、負担割合の区切りとなる所得の見直し、年齢の引上げなど窓口負担の抜本的な見直しについて、現役世代の負担軽減の観点からの公費負担の在り方とともに総合的に検討を行って、その速やかな実現について令和八年末までに一定の結論を得るよう取り組んでまいります。
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斎藤アレックス(維新)
高市総理、ありがとうございます。
窓口負担の見直しにつきましても、骨太方針二〇二六に明記をして、そして、令和八年末までに外来特例や所得区分の見直しなどについて検討を行い、一定の結論を得るという政府の方針について改めて確認をさせていただきました。連立政権として同じ方向を向き、この長年の難題に決着をつける姿勢を示していただいたことを大変心強く感じております。
最後に、全国の有権者の皆様、そして日々の暮らしや将来に不安を抱えていらっしゃる現役世代の皆様、子育て世代の皆様に、私から改めてお伝えをさせていただきたいことがあります。
私どもが進めている社会保障…
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坂本哲志(自民)
これにて斎藤君の質疑は終了いたしました。
次に、長友慎治君。
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