村山浩昭弁護士

2026年6月9日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

お答えします。

私にとって、袴田事件を担当させていただいて、記録を読むうちに、大げさな言い方をしますと、裁判官としての人生観が変わってしまったというぐらいの事件であります。

私は、正直申し上げて、第二次請求審の一審の段階から、恐らく捜査官の捏造による大変な誤判事件だ、冤罪事件だというふうに思っていたわけですけれども、そういうことが本当に我が国で起きているんだということに、裁判所に身を置く者として、大変恐ろしい、そして、これまで幾多の裁判官が関わりながら、それを是正することができないでここまで来ているという現実、これに本当にショックを受けまして、これを何とかしなければいけない、そのためには法制度を変えなきゃいけないということを強く感じました。そして、現在、裁判官の職を退いた後は、この再審の問題、再審法の改正の問題について、私なりにこの反省を基にコミットしていきたいという決意を固めた次第でございます。

そのぐらい、この袴田事件というのは私にとっても衝撃的な事件でありますし、また、国民の皆様方にとっても大変衝撃的な事件であり、それがゆえに、これだけの関心を持ってこの再審法改正の機運が盛り上がったというふうに理解しております。

前後のやりとり

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