有田芳生 (中道改革連合)

2026年5月26日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 34 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 143 発言)

現場にいないからそんな答弁ができるんですよ。行かれましたか、四月十九日、五月十九日。私は現場に行きましたよ。一般の人と一緒に、四月十九日は国会正門前へ行きましたよ。

先ほども言いましたけれども、本来ならば、あそこの参議院の前の歩道を渡って、真っすぐ行って右に行けば、一番近いルートなんですよね。だけれども、それを止めていらっしゃるんですよ、警察は。だから、どう行けばいいのかというと、参議院の前の歩道を渡って、左の方にまた歩道を渡って、国会図書館の方を歩いて、憲政記念館に向かって、そして国会正門前に行くんだけれども、だけれども、警察の方々というのは道を半分ぐらいにしてしまっている。だから、行けば分かるけれども、参加者によってすごい混乱が起きているんですよ、歩くのが止まるようなほど。

だけれども、四月十九日、私は現場、丸ノ内線の駅の構内にも見に行きましたよ。今日は写真は持ってこなかったですけれども、大きな看板で、ここは通れませんと。それで、警察官がいらっしゃる。横の方から、官邸の前から行けるところならば開いているのかなと思ったら、そこでも大きな看板があって、ここは駄目です、だから、三番、四番だったかな、そこから行ってくださいと。これは何ですかと聞いたら、お願いですと言うんです。お願いと言うけれども、警察官、こんな屈強な人たちがいるわけだから、一般市民なんかそこは通れないですよ。

だから、言いたいのは、現場にいれば、例えば四月十九日にしても、警察の警備によって実は混乱が起きちゃっているんですよ、人が殺到していて。もっとひどいのは、正門前に渡ろうとしたら、やはり警察官が止めているんですよ。映像があります、御関心がある方は見てください。国会正門前集会なのに、参加したい人が行けないわけ、警察官が止めて。そこでまたもめているわけ。これはよくないと思うんですよ。

五月十九日について言えば、駅で止めているものだから、皆さん、遠回りして国会正門前に行かれました。だけれども、私が通った道は、警察官はいらっしゃるけれども、当然、止めているから、市民なんかいないですよ。でも、あそこを開放していたらもっとスムーズに行けるわけです。

つまり、何が言いたいかというと、後でヘイトスピーチのデモの現場についてもお聞きをしたいんですけれども、やはり警察官は一生懸命やっていらっしゃるんですよ。五月十九日だって、国会正門前の演壇があるところで、国会図書館の方から来る方々がスムーズに来られるように、横断歩道の両側に、ひもというんですか、ちゃんと通行できるようにして。だから、そこは物すごくうまくいっている。現場の方は一生懸命やっているんだけれども、そんな要らぬところで、警察官何なのなんて思われない方がいいと思うんですよ。だから、そういう意味でスマートな警備をやっていただきたいということをこの場でお願いしておきたいなというふうに思ったんです。

ヘイトスピーチ解消法十年で、ヘイトスピーチデモが特に二〇一三年、一四年は全国各地で吹き荒れましたけれども、やはり行き過ぎなところがあって、それはトラブルが起きている、一般市民の方ともトラブルが起きていた。だから、私は、さっきも言いましたように、東京、大阪、全国各地、その現場に行きましたけれども、やはり工夫をしていらっしゃるところもあって、当時でいえば岡山県警なんかは物すごくスマートでした。物すごく整然としていながら、市民との間の関係もうまく取っていらして。だから、全国各地で、例えば抗議する人が激しくなったときには警察官とのトラブルなんかがあったりするんだけれども、だけれども、岡山県警は当時は、女性の抗議者に対しては女性の警察官が対応されていたりして、これはうまくやっていらっしゃるなと思って。

私は参議院の法務委員会でも警察の過剰警備とその改善の方向性ということを何度か質問したことがあるんですけれども、とにかく現場で一生懸命やっていらっしゃる方々が、トラブルがないようにという前提なんだけれども、誤解がないようなスマート警備というのを、これからもあるでしょうから、国会前の集会については検討していただきたいということをお願いしたいというのがこの質問の趣旨です。

それで、ついでですからお話を伺いたいんですけれども、今日、残念ながら、写真資料は認められなかったので委員の皆さんにはお示しすることはできないんですけれども、岡山の集会、ヘイトスピーチデモなんかは、その写真もあるんですけれども、数人のヘイトスピーチのデモをやっている人たちの周りに二百人ぐらいが取り囲んでいて行進しているから、何か警察官がデモをしているように見えたんですよ。

例えば、今日は残念ながら資料配付を認めていただけませんでしたけれども、二〇一六年の六月五日に川崎市で行われたデモ、これは中止になったんだけれども、やはり写真を見れば一目瞭然。少ない、ヘイトスピーチ解消法なんか粉砕せよという方々の周りに、警備の警察官がすごい人数なんですよね。

だから、それは警備だというのは分かるんだけれども、外から見たらちょっと行き過ぎじゃないかと見られてしまうんですよ。そういう指摘、これまでもあったでしょう。だから、先ほども言いましたけれども、人種差別撤廃委員会の日本審査では、各国の委員の方々が、日本では差別する人を警察官が守っているんですかなんというのは何人もの方が言われましたから、そういう声は当時届いていますよね、そういう批判があったというのは。いかがですか。

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