小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

備蓄米の民間備蓄の実効性ということで申し上げると、これは、ここから先、どのような具体的な制度設計、運用方法にするかによりけりなのかなというふうには考えております。

現状ですと余り細かいところまでこの運用方針、ルールが明示されておりませんので、これは問題意識としても述べさせていただきましたけれども、ここを関連する事業者さんとしっかりコミュニケーションをしながら詰めていっていただきたいなと考えております。

通常の事業上必要な在庫に対して完全にプラスアルファでこれだけ備蓄用として積み増してくださいという話であれば、備蓄としての実効性は高いと思いますけれども、事業所にとっては追加的な負担、倉賃含め生じますので、かといって、通常の事業用の範囲内で構いません、その一割を備蓄米として、いざというときは放出できるようにしてくださいという話であれば、追加的な負担は少ないと思いますけれども、備蓄として、本当に作況が悪かったときにバッファーとして働くかというと、ちょっとその効果は弱くなってくるのかなと。

要は、通常の事業で既に販売先がある程度ひもづいてしまっているようなものを、でもこれは備蓄として約束したので、しようがないから備蓄米として放出しましょうということになると、単に、こっちの需要から剥がしてこっちの需要に持っていきましたということになってしまいますので、備蓄米のいざというときの備えとしての機能は弱まる、ただ、追加的なコストは少なくなるということだと思いますので、このバランスを取りながら、どういう具体的な運用を設計されるか次第なのかなというふうに考えております。

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