小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

ありがとうございます。

これはお答えするのがやはり大分難しいなというところはございまして、一概に幾らだったらというよりは、まず、原価の上昇として私どもがどこまで耐えられるかという問題と、それを価格に転嫁していくときにお客様がどこまで受け入れていただけるかという二段階があると思います。

お客様に関しては、やはり足下の状況で申し上げると、かなり値上げに対する見る目は厳しくなっているということはあると思います。ここは、もう二年、三年近くになると思いますけれども、物価上昇の流れというのが定着してきて、いろいろなところでいろいろなものの値段が上がっておりますので、やはり値上げ疲れというようなものはあるんだろうと思っております。そういう意味では、より私どもとしては価格転嫁に慎重にならざるを得ないという状況はございます。

食材のコストの方は、お米に関しては、やはり七年産の価格の水準ですと、経営としては非常に苦しいというのが正直なところでございます。一俵で三万円を超えてくるような水準だと、これはやはり一定の価格転嫁はさせていただいておりますし、先ほど申し上げたような生産性を上げて吸収する努力というのもしておりますけれども、やはり利益に対するマイナスの影響というのは、私どもでいえば数十億円単位で生じているというのが現状でございますので、足下はやや落ち着いてきた状況ではございますけれども、本来の相場観でいうと、まだ随分米の価格は高いな、我々の経営としては相当苦しいんだという感触は持っております。

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