小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

公的に埋めるという前提が、やはり私としては少しいかがなものかということは考えておりまして、基本的には需給のアンバランスでここまで高騰してしまったということだというふうに考えておりますので、需要に対して安定した供給、十分な供給がなされれば、必然的に妥当な範囲にある程度価格は収束していくのではないかというふうには思っております。

その上で、先ほど来ほかの参考人の方々のお話で出てくるように、規模の違いによってやはり一反当たりのコスト、一俵当たりのコストというのは当然違ってまいりますので、そこの差に対して、どういう政策目的でどういう支援をするかしないかというところは、これはいろいろな判断があろうかと思います。

私の私見を申し述べさせていただくと、やはり日本の農業全体として生産性は上げていかなくてはお手頃な価格で食材が消費者の手元に届かないというふうに思っていますので、日本の農業全体としてはやはり大規模化していって、生産性を上げていって、ある程度お手頃な価格で提供してもきちんと農家としての収支、経営が成り立つという形を目指していくべきだと思っております。

その中で、中小の農家さんで、やはりその価格水準では生活が成り立たないという方はいらっしゃると思います。そこに対して、先ほど来出ているように、農地の維持であったりとか、農村の環境の維持であったり、農村振興という観点で公的な支援をするかしないかというのは、これは農業そのものとは少し違う政策目的になるのかなと思いますので、そこはあり得る判断だろうというふうには考えます。

以上です。

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