柴田為英株式会社やまだアグリサービス代表取締役

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 34 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

何だろうな、それだけ一般の国民の有権者と政治の先生方との乖離があるのかなと。選ばれる先生方が地元でどれだけ活動しているかが一つになってくるかと思います。忙しい中で、なかなか現場を見ることができない先生方だろうかと思いますけれども、やはり全ては現場にありますよ、問題は。それをつぶさに見れば、これはこうか、こうした方がいいな、こういう政策を打った方がいいなというのは、この農水の先生方はそれなりに、党の意見もあるかと思いますけれども、出てくるんじゃないのかなと私は思います。

乱暴な言い方かもしれないけれども、日本全国に農家は何万人いるんだか何百万だか分かりませんけれども、農家を一くくりにすること自体が今は無理ではないのかなと。

例えば、自給的農家は、面積をどこに置くか、普通、今でいくと家族構成で三人から五人ぐらいが一家族だとすれば、三反歩、三十アールか、多くても五十アールぐらいあれば飯は食えるんだろうと思います、御飯は、そこのうちで自分でやって。それは農業の政策の対象外にすればいいと私は思っています。それは自給でやるにすれば、自由に作って結構ですよと。あるいは、それが一ヘクタールという形に仮に国が決めたとすれば、一ヘクタールまでは自由に作って結構です、自由に食べても売っても何をしてもいいですよ、そんなのは大したことはないからと思っています。それ以外の人たちというのかな、やっている農家、法人、そういう頑張っている人たちのやっている姿でコスト、生産費を見て、こうでこうでという形で政策を組んだ方がいいんじゃないのかなと私は見ています。

今回、大体二万円ぐらいの指標を出して、私も様々試算してみましたけれども、二万円が今の現状の中では妥当な線かなと。

先ほど私は一万円と言いましたけれども、これはそれから見ると半値ですので、並大抵のやり方ではいかないと思います。だけれども、それにチャレンジしていかないと、日本の農業は俺はぶっ潰れると思います。誰もやる人はいないと思います。それの実験的なことを今私はうちの後継者に対してやらせているわけなんだけれども、それをクリアしないと勝てないよ、残れないよということで強く言っています。どうするかは、知恵を出して、おまえら若手で考えろ、それまでの実験材料としては、お金がかかる、機械がかかる、これが欲しい、あれが欲しいというのは全部調達してあげるから、その中で考えろ、全てとは言わないけれども、五年で一つの答えを出せということで今言っていることです。

先生も言われるとおり、何か農家は貧しい、わびしい、苦しいみたいなのが当たり前だみたいな感覚、どこからそういうことが出てくるのかなと思うんだけれども、私は、農業は経営者ですよ。規模は十町歩だろうが二十町歩だろうが、個別経営だろうが法人経営だろうが、何か経営者としての視点が農家は少ないです。これは、そういう視点に立ってやっている人はそれなりの育成、応援をするべきであって、それ以外の者は、捨てると言えば言葉は語弊があるけれども、政策の打ち方を分けてもいいんじゃないかなと私は常々そんな観点でしゃべっているんだけれども。

別に小さい人は小さい人でそれなりにやるんだから、それは農業政策の範疇からは外しても、大きく政策的には、米が余っただの足りないということは私はないと見ています、これは私の持論ですけれども。そうやってもらえれば、若い人もそういう既存の農家のイメージから脱却して、農業の経営者であるという形の者が出てくるのかなと。また、そういう人を育てていかないと大変ですよ。

ここ三年、五年が私は瀬戸際だと見ていますので、何とか私がまだ元気なうちにやり遂げたいなという形で頑張っていますけれども、あとの様々な政策的なことは先生方にひとつお願いするしかございませんので、よろしくお願いしたいなと思います。

ありがとうございます。

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