質問ありがとうございます。
稲作の平均は約七十ヘクタールなんですけれども、七十となると、実はそんなに人は要らないんですよ。人数でいえば、三、四人程度で十分賄える面積でございます。
ただ、我々は、二千五十社の中は平均売上げが四億五千万ありまして、社員の採用につきましては、一般の会社とほぼ同じで、全社、社会保険にも加入しておりますし、今、賃金もどんどん上げていかないとほかに逃げられちゃいますので、そういうこともありまして、人材の方は、新採の採用から、それから中途の方が我々農業界には一番入ってくれているようなんですけれども、やはり地方で生活をして、様々な会社で経験された方が、農業もいいよねということで、全く技術もなく、そういう方が、逆に我々にとっては一番の力になっております。
ただ、そういう年齢の方たちに満足できる給与を出しているかと言われると、ちょっと疑問かなとは私も思っていますけれども、地方に住んで、子供を育てて、作物を栽培しながらの生活というのもありということで、そして、少人数で大面積をしないと駄目なものですから、様々な知見を持った社員が入ってくれることで経営が成り立っている、そんなことだろうと思います。
あと、今までは手作業が非常に多うございましたけれども、最近は様々なICTを活用した機械ですとか、それから、本当にAI搭載の様々な農機具も出てきておりますので、少人数化して大面積をやるというのは、これを実際にやらないと、今後出てくる農地を守るわけにいかない。
一番問題なのが、我々農業法人にはインフラがまだ整っていないんですよ。七十ヘクタールがせいぜい限界で、これから三十ヘクタール、五十ヘクタール、百ヘクタールと増える、乾燥調製施設とか農作業をする作業所とか、そういう場所がございません。土地は捨てるほどあるんですけれども、それに建てるという行為が、様々な障害が多うございまして、農地に建物を建てること自体が今難しくなっておりまして、規模を拡大するときの一つの障害になっております。そういう障害を取り除きながら、数年後には本当に津波のように農地が押し寄せてくるはずですので、それを何とか受けて、皆さんの食料を今後とも生産する努力をしたいと思います。
それから、輸出の方は、私は五百トンほど直接輸出です。商社を通さずに輸出しておりまして、どんどん需要先が大きくなりまして、実は三千トンほど使っているユーザーさんなので、もっと増やせと言われたんですけれども、分かるとおり、今、主食が余りにも高過ぎまして、いろいろな方にお声がけをさせてもらっていますけれども、輸出は安いよねなんて言われて、それで頓挫している状況です。これが、今年以降、価格が正常化すれば、またやはり我々の生産している、需要の一つとしての輸出というのはみんな着目してくれるんだろうと思っています。期待しております。
以上です。
29
野間健(中道)
大変具体的な諸施策を教えていただきまして、ありがとうございました。
最後の三本の矢のところで、生産者、手取りの確保と生産基盤の維持というのが、これもやはり私たちもどうしてもやるべきことだと思うんですが、その辺、ちょっといささかお考えは違うかと思うんですが、農家は大規模なところばかりではありませんよね、やはり中小規模のところも生かしていかなきゃいけないと我々は思っているんです。というのは、農村自体が崩壊してしまう、日本の地方がなくなってしまうということには至らないように、やはり手取りの確保ということであれば、農地を維持するためのある程度の政府の支出は我々…
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30山山口浩幸北海道農民連盟書記長
御質問の方をありがとうございました。
農業経営については、ケース・バイ・ケースが多々あると思います。そういった中で、一般の国民においても、今、核家族化がすごく進んでいる中で、やはり農業の方も、テレビのアニメであるような、「サザエさん」のように、親の世代もいれば、子供の夫婦世代もいるみたいなのではなくて、やはりどうしても同じ土地、又はちょっと離れたところで、親は親で世帯を持って、そして子は子で世帯を持つような、そういうようなのは北海道でも今進んでいます。
場合によっては、先ほど農村が疲弊するみたいな話もありましたけれども、それこそ、北海道の場合は冬があ…
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野間健(中道)
ありがとうございました。
示唆に富むお話、確かに、輸入量は決まってしまって、それ以外をやってくれというのは、ちょっと主客転倒しているような気がいたしますし、またそういうことは議論していきたいと思います。ありがとうございました。
続いて、齋藤参考人にお尋ねしたいと思います。
非常に大規模、三百町歩ぐらいが何か平均という今お話でありましたので、法人協会さんは大規模な形でやられているんですけれども、今、何といっても、そうやって大規模化して、あるいは、高齢化したところを、ある意味、どんどん吸収して、統合してやっていかれていると思うんですが、先ほどもお話が出…
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- (上の発言)
32齋齋藤一志公益社団法人日本農業法人協会会長
質問ありがとうございます。
稲作の平均は約七十ヘクタールなんですけれども、七十となると、実はそんなに人は要らないんですよ。人数でいえば、三、四人程度で十分賄える面積でございます。
ただ、我々は、二千五十社の中は平均売上げが四億五千万ありまして、社員の採用につきましては、一般の会社とほぼ同じで、全社、社会保険にも加入しておりますし、今、賃金もどんどん上げていかないとほかに逃げられちゃいますので、そういうこともありまして、人材の方は、新採の採用から、それから中途の方が我々農業界には一番入ってくれているようなんですけれども、やはり地方で生活をして、様々な会社で経験された方が、農業もいいよねということで、全く技術もなく、そういう方が、逆に我々にとっては一番の力になっております。
ただ、そういう年齢の方たちに満足できる給与を出しているかと言われると、ちょっと疑問かなとは私も思っていますけれども、地方に住んで、子供を育てて、作物を栽培しながらの生活というのもありということで、そして、少人数で大面積をしないと駄目なものですから、様々な知見を持った社員が入ってくれることで経営が成り立っている、そんなことだろうと思います。
あと、今までは手作業が非常に多うございましたけれども、最近は様々なICTを活用した機械ですとか、それから、本当にAI搭載の様々な農機具も出てきておりますので、少人数化して大面積をやるというのは、これを実際にやらないと、今後出てくる農地を守るわけにいかない。
一番問題なのが、我々農業法人にはインフラがまだ整っていないんですよ。七十ヘクタールがせいぜい限界で、これから三十ヘクタール、五十ヘクタール、百ヘクタールと増える、乾燥調製施設とか農作業をする作業所とか、そういう場所がございません。土地は捨てるほどあるんですけれども、それに建てるという行為が、様々な障害が多うございまして、農地に建物を建てること自体が今難しくなっておりまして、規模を拡大するときの一つの障害になっております。そういう障害を取り除きながら、数年後には本当に津波のように農地が押し寄せてくるはずですので、それを何とか受けて、皆さんの食料を今後とも生産する努力をしたいと思います。
それから、輸出の方は、私は五百トンほど直接輸出です。商社を通さずに輸出しておりまして、どんどん需要先が大きくなりまして、実は三千トンほど使っているユーザーさんなので、もっと増やせと言われたんですけれども、分かるとおり、今、主食が余りにも高過ぎまして、いろいろな方にお声がけをさせてもらっていますけれども、輸出は安いよねなんて言われて、それで頓挫している状況です。これが、今年以降、価格が正常化すれば、またやはり我々の生産している、需要の一つとしての輸出というのはみんな着目してくれるんだろうと思っています。期待しております。
以上です。
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野間健(中道)
ちょっともう時間なんですが、一言だけ柴田参考人にお聞きしたいと思います。
今、齋藤参考人は非常に元気の出るお話なんですが、とはいえ、やはり地域、地方の実情は、恐らくそういった大規模化と中小の二極化していると思います。それで、先ほどもやはり政府が、いろいろ政策がころころころころ変わって、何を中心に置いてやっているかよく分からない、若い人もなかなか希望を持てないという状況だと思います。
こうやってお話が聞けるといいんですけれども、なぜ政治にそういった声が届かないと思われますか。それを最後に一言だけ教えていただければと思います。
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34柴柴田為英株式会社やまだアグリサービス代表取締役
何だろうな、それだけ一般の国民の有権者と政治の先生方との乖離があるのかなと。選ばれる先生方が地元でどれだけ活動しているかが一つになってくるかと思います。忙しい中で、なかなか現場を見ることができない先生方だろうかと思いますけれども、やはり全ては現場にありますよ、問題は。それをつぶさに見れば、これはこうか、こうした方がいいな、こういう政策を打った方がいいなというのは、この農水の先生方はそれなりに、党の意見もあるかと思いますけれども、出てくるんじゃないのかなと私は思います。
乱暴な言い方かもしれないけれども、日本全国に農家は何万人いるんだか何百万だか分かりま…
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野間健(中道)
ありがとうございました。
大変貴重な御意見、また生かしていきたいと思います。
失礼します。ありがとうございました。
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