お答え申し上げます。
産業動物獣医師の確保を目的とする、獣医学科の学生様向けの修学資金の制度について御紹介申し上げたいと思います。
この制度は、産業動物獣医師の確保を必要とする都道府県の獣医、畜産の関係団体が事業実施主体になりまして、全国十七の獣医系の大学の学生、学科に在籍する学生に対しまして、その支援のための資金を給付する、それに対して国が支援をする、そういうたてつけの事業でございます。
特に、一般枠と称しておりますけれども、大学生を対象とする事業につきましては、全国にあります十七の獣医系大学のいずれかに在籍していただいておれば、卒業後に、ホストとなりますその県内で産業動物獣医師として一定の期間従事していただくことを条件にいたしまして資金を給付するということにしております。
この制度につきまして現在実施している県につきましては、今年度、令和七年度におきましては、産業動物獣医師が必要な二十六の県が実施主体となっております。
この制度を実施していただきますと、その就業先の都道府県によりまして条件は異なります、一年生から適用対象の場合もございますし、学年を区切って高学年以上にしている場合もございますが、いずれにいたしましても、全国のどの獣医系大学におきましてもこの制度の活用を図ることが可能でございまして、一定期間、対象となる県内で働いていただければ、資金の返済は全額免除される仕組みとなっております。
先ほど委員御指摘ございました高校生が対象のものにつきましては、特に地元の学生さんを確保したいという目的で、十三の県において実施しております。これにつきましてはまた別途の支援制度になりますけれども、こちらについても同様に支援しているところでございます。
28許許斐亮太郎(国民)
ありがとうございます。
伝染病は、やはり早めに見つけて早めにたたくことが必要だと思います。そのためには、複数の目が必要だと私は思っています。獣医師だけでなく、やはり現場、飼育農家からの、これはおかしいなとかと思われる情報、いわゆる一報も重要な鍵となりますので、農家の気づきをしっかりとすくい取る、そのような環境づくりについても農林水産省がリーダーシップを取っていただきたいと思います。
また、病気はどこから入ってくるか分かりません。ランピースキン病は、私の地元福岡から入ってきました。獣医師の地域偏在はやはりまずいと思いますので、その解消は急がなくてはなら…
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
御質問ありがとうございます。
まず、獣医系大学の卒業者の就業状況を調査したところ、小動物臨床の、これはペットですね、分野に五割近くが就職をすることになっております。その一方で、産業動物分野への就業者が二割程度にとどまっている状況です。産業動物といいましても、臨床に行く人と公務員の獣医師さんといて、それが一〇%、一〇%ぐらいという感じです。
産業動物獣医師の確保の状況は地域によって偏りがありまして、こうした状況に適切に対応する必要があるというふうに考えております。
今回も御質問いただいて、各県における診療困難地域というのを、これはアンケートを取ったも…
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30許許斐亮太郎(国民)
ありがとうございます。
二割ということで、やはり産業獣医師の不足は深刻な問題だと思います。
特に、今大臣から担い手不足の解消に向けた対策として、いろいろ学生に対する支援というのをお伺いいたしましたが、そこで、ちょっと高校生向けの修学資金というか、学費や奨学金の免除について質問したいと思います。
高校生向けの修学資金については、入学時点で産業獣医師や公務員獣医師を目指す生徒に支援が限定されているということはお伺いしていますが、やはり限定されている点が私はひっかかっています。大学生向けの修学資金についても、支援の対象となる年数が各県によって異なっている…
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- (上の発言)
31坂坂勝浩農林水産省消費・安全局長
お答え申し上げます。
産業動物獣医師の確保を目的とする、獣医学科の学生様向けの修学資金の制度について御紹介申し上げたいと思います。
この制度は、産業動物獣医師の確保を必要とする都道府県の獣医、畜産の関係団体が事業実施主体になりまして、全国十七の獣医系の大学の学生、学科に在籍する学生に対しまして、その支援のための資金を給付する、それに対して国が支援をする、そういうたてつけの事業でございます。
特に、一般枠と称しておりますけれども、大学生を対象とする事業につきましては、全国にあります十七の獣医系大学のいずれかに在籍していただいておれば、卒業後に、ホストとなりますその県内で産業動物獣医師として一定の期間従事していただくことを条件にいたしまして資金を給付するということにしております。
この制度につきまして現在実施している県につきましては、今年度、令和七年度におきましては、産業動物獣医師が必要な二十六の県が実施主体となっております。
この制度を実施していただきますと、その就業先の都道府県によりまして条件は異なります、一年生から適用対象の場合もございますし、学年を区切って高学年以上にしている場合もございますが、いずれにいたしましても、全国のどの獣医系大学におきましてもこの制度の活用を図ることが可能でございまして、一定期間、対象となる県内で働いていただければ、資金の返済は全額免除される仕組みとなっております。
先ほど委員御指摘ございました高校生が対象のものにつきましては、特に地元の学生さんを確保したいという目的で、十三の県において実施しております。これにつきましてはまた別途の支援制度になりますけれども、こちらについても同様に支援しているところでございます。
32許許斐亮太郎(国民)
御説明、誠にありがとうございます。
今度は、重ねて、教育、処遇の在り方について質問したいと思います。
学生に産業獣医師の仕事に魅力を感じてもらうことも必要だと思います。また、処遇の観点から、愛玩動物獣医師を志望する学生が多いというのも実情です。家畜伝染病の感染リスクが高まる中、食料安全保障に寄与する産業獣医師の仕事について学生の理解が深まるよう、魅力の発信を充実させるとともに、処遇の改善、特に手取りを増やす政策も大事だと思いますが、政府の御見解をお伺いしたいと思います。
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33坂坂勝浩農林水産省消費・安全局長
産業動物獣医師の仕事につきまして、その魅力を獣医学科の学生さんに発信していくために、主に大学入学前の学生に対しまして、パンフレットなどを活用いたしました情報提供を実施しておりますほか、獣医系の十七の大学に対しましては、農林水産省の職員が出向いて産業動物獣医師の業務の魅力に関してお話をさせていただくような出前講義の取組を開始したところでございます。
御指摘がございました産業動物獣医師の処遇改善につきましては、多くの都道府県におきまして、初任給の調整手当を始めといたします各種の手当の増額措置によりまして一般職員と比較して手取りを増やす施策が講じられておりま…
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34許許斐亮太郎(国民)
御説明ありがとうございます。
やはり処遇の条件といいますか、手取りに関してが職業を選ぶ意味でも大きなファクターとなりますので、そこの向上に是非対策を取っていただきたいと思います。
最後に、地域の実情をお伝えしたいと思います。
福岡県の高校生が獣医師を目指すこと、これは実は容易なことではないんです。福岡県には、地方としては比較的多くの大学があります。しかし、獣医学部・学科は一つもありません。獣医師を目指すには県外に出なければならない。六年間県外で生活となると、やはり家計のやりくりが大変です。獣医学部とか学科の新設はハードルが非常に高いと思いますので、…
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