お答えいたします。
性に関する指導をどのように実施するかは国によって異なっており、一概に比較することは難しいと考えておりますが、我が国においては、中央教育審議会における議論を経て策定された学習指導要領に基づいて、例えば体育科、保健体育科におきましては、初経、精通、受精、妊娠、出産といった身体的な面に加え、性衝動への対応や性情報への適切な対処など、人間関係を含む様々な観点からの学習を行うこととしております。
御指摘の規定につきましては、当該事項について教えてはならないということではなく、児童生徒一人一人の発達の段階を踏まえつつ、保護者の理解を得ながら、個別の指導等も活用し、児童生徒が性に関して正しく理解し、適切な行動を取るために、必要な指導が行き届くように実施するという趣旨でありまして、こうした趣旨につきましては、国際的な視点からも適切なものであると考えております。
また、いわゆる包括的性教育につきましては、性に関して正しく理解し、自分と他者を尊重し、適切な行動を取ることができるようにするための資質、能力の育成を目指すものと認識しておりますが、こうした力等は、我が国において、体育科、保健体育科、特別活動を始めとした学習指導要領の内容を通じて育成を目指す資質、能力と異なるものではないと考えております。
こうした指導要領の趣旨につきまして、それが徹底され、指導が必要な子供たち一人一人にしっかりと行き届きますよう、更なる周知を図り、着実な指導の実施に努めてまいりたいと考えております。
180野野村美穂(国民)
よろしくお願いいたします。
続きまして、SRHRについて質問いたします。セクシュアル・リプロダクティブヘルス・ライツ、このSRHRは頭文字を取ったものです。日本語では、性と生殖に関する健康と権利と訳します。以下はSRHRと省略して言いますので、よろしくお願いいたします。
私は、これまで内閣委員会において、国民的健康課題として、更年期症状への支援や理解を広げるための質問、プレコンセプションケアの推進など、性と生殖に関わる国民的健康課題を取り上げてきました。本日は、より根本的な問題として、SRHRを基本的人権の観点から質問いたします。
重要なのは、SR…
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黄川田仁志(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助)
お答えいたします。
男女が互いの身体的性差を十分に理解し合い、人権が尊重され、尊厳を持って生きることができることは、男女共同参画社会の形成に当たって大前提であります。
このため、第六次男女共同参画基本計画においては、生涯を通じた男女の健康支援として、SRHRの視点が殊に重要であるとしています。また、こども大綱においては、性と健康に関する普及啓発、相談支援等を進めることなどを盛り込んでいるところです。
具体的施策と数値目標についてのお尋ねでありますが、男女共同参画基本計画において、SRHRに関し数値目標は定めておりません。その視点に基づいた施策につい…
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182野野村美穂(国民)
ありがとうございます。
やはりSRHRの具体的な数値目標が必要だと思います。今、国民に十分に認知されていない現状についてもお尋ねをしましたけれども、この言葉を知っているか知らないかというところの目標でも構わないと思います。こういうことがSRHRなんだなということで、言葉と実態が結びついていく、そこで認知度が上がっていくというふうにも思いますので、是非そういったところからも数値目標を設定して取組を進めていただきたいと思います。
続きまして、二点目です。
SRHRの実現には若い世代への正しい知識の提供が不可欠です。しかし、日本の学校教育における性教育は…
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- (上の発言)
183大大杉住子スポーツ庁スポーツ総括官
お答えいたします。
性に関する指導をどのように実施するかは国によって異なっており、一概に比較することは難しいと考えておりますが、我が国においては、中央教育審議会における議論を経て策定された学習指導要領に基づいて、例えば体育科、保健体育科におきましては、初経、精通、受精、妊娠、出産といった身体的な面に加え、性衝動への対応や性情報への適切な対処など、人間関係を含む様々な観点からの学習を行うこととしております。
御指摘の規定につきましては、当該事項について教えてはならないということではなく、児童生徒一人一人の発達の段階を踏まえつつ、保護者の理解を得ながら、個別の指導等も活用し、児童生徒が性に関して正しく理解し、適切な行動を取るために、必要な指導が行き届くように実施するという趣旨でありまして、こうした趣旨につきましては、国際的な視点からも適切なものであると考えております。
また、いわゆる包括的性教育につきましては、性に関して正しく理解し、自分と他者を尊重し、適切な行動を取ることができるようにするための資質、能力の育成を目指すものと認識しておりますが、こうした力等は、我が国において、体育科、保健体育科、特別活動を始めとした学習指導要領の内容を通じて育成を目指す資質、能力と異なるものではないと考えております。
こうした指導要領の趣旨につきまして、それが徹底され、指導が必要な子供たち一人一人にしっかりと行き届きますよう、更なる周知を図り、着実な指導の実施に努めてまいりたいと考えております。
184野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
時間がありませんので、十番目、十一番目、十二番目の質問は割愛をさせていただきたいと思います。
六点目の質問として、あかま大臣と法務省にお尋ねをします。
現在、子供や若者の性被害の現状をどのように把握をされているのでしょうか。被害者が相談しやすい体制、迅速な保護体制の現状についてお尋ねします。
また、性犯罪の再発防止に向けた加害者教育において、性的同意やSRHRの概念は含まれているのか、お尋ねします。
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あかま二郎(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
令和七年中における児童買春事犯等の性犯罪検挙件数でございますけれども、四千八百五十八件と高水準で推移をしております。また、SNSに起因する児童の性被害等も前年から増加をしており、また、被害の低年齢化、これも見られるというふうに理解しています。
警察においては、少年、つまり二十歳に満たない者の犯罪被害など、少年に関するあらゆる相談を受け付けるヤングテレホンコーナーであるとか、都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号、シャープ八一〇三、通称シャープ「ハートさん」など、性被害に遭った子供が相談しやすい体制の整備に努めているところでございます。
…
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186山山本宏一法務省大臣官房審議官
性犯罪の再発防止に向けた加害者の教育についてお答えいたします。
刑事施設及び保護観察所において、性犯罪をした者に対し、認知行動療法の手法を取り入れた性犯罪者処遇プログラムを現在実施しているところでございます。その内容の中に、性的同意に関する内容や性に関する健全な知識についても含まれているところでございます。
性犯罪者処遇プログラムにつきましては、これまでも効果検証を実施しておりまして、再犯の防止に一定の効果を上げていると認められるものでございますが、法務省としましては、その効果がより一層高まるよう、プログラムの内容を随時見直すなどしているところでござ…
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