野村美穂 (国民民主党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

ありがとうございました。

続いて、二つ目のテーマ、スタートアップが直面する死の谷に対する支援の在り方について、九点質問いたします。

スタートアップの成長過程は、一般に、シード、アーリー、ミドル、レーターというように大きくなっていくとされています。このうち、初期のシードの段階で、いわゆる死の谷という大きな関門があり、これを乗り越えることが非常に難しいとされています。また、死の谷を乗り越えることができたとしても、アーリー、ミドルと進む過程で多くのスタートアップが行き詰まるとされています。

十七日の同じ国民民主党の森議員の質疑の中でも、基金執行の遅延や既存施設との関係について議論がありましたが、私は、より根本的な制度設計の問題について質問したいと思います。

先日、私の知人、株式会社MirumeAIの大野一茂代表取締役CEOとGSC構想について意見交換をする機会があり、その後、GSC構想を真に成功させるための提言をいただきました。

大野氏は、製造業三十年以上の経験を持ち、現在はAIによる製造業DX事業を展開されている、まさに社会実装の現場を知る経営者です。

大野氏は提言の中で、日本の真の課題は研究成果不足ではなく、研究開発と実用化の間に存在する大きな隔たりであると明確に指摘をされています。品質保証、量産化、実装設計、規制対応などの領域は誰も十分に担えていない、この大きな隔たりこそが死の谷であるというふうに指摘をされています。

では、質問に入ります。

我が国には、多くの優れた研究シーズが存在します。しかし、研究開発から事業化、社会実装に至るためには、死の谷と呼ばれるシードからアーリー、ミドル、レーターとステージアップしていくためには、たくさんの障害を乗り越えなければなりません。

現在の我が国のスタートアップの現状についてお尋ねします。

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