なかなか分かりにくい部分があるとは思いますし、先ほど申し上げたように、これから我が国がどの分野でリードしていくのか、その辺のやはり見通しが分からないままにスタートしてしまうような不安を持っております。
次に申し上げたいのは、いわゆる箱物行政の問題であります。
政府は都心の一等地に巨大な拠点を建設する計画を掲げていますが、我が党の立場から申し上げれば、そもそもこの箱物に関しては不要だと思っております。
イノベーションに必要なのは立派なガラス張りのビルやおしゃれなラボスペースといったハードウェアではなく、シリコンバレーがなぜ世界的なスタートアップの聖地になったのか、その本質は、国が箱を造ったからではなく、民間主導の情熱、研究者や技術者の自由な往来、失敗を恐れない挑戦文化、失敗しても再チャレンジできる社会的な通念、そして、長年をかけて形成された資金循環と人材循環にあります。
建物だけまねてシリコンバレー風にキャンパスを造っても、中身である文化、制度、人材、資金循環が伴わなければ、ただの立派な箱にすぎず、人は集まらないと思います。立派な建物と横文字の看板だけ整えても、挑戦する人材も、リスクを取る投資家も、失敗を許容する文化も、そこから自然発生はしません。むしろ、箱に予算と人材を吸い取られ、既存の現場が疲弊するという逆効果すら起こるのではないでしょうか。
ここで、もう一度大臣にお聞きをします。
既存の大学施設や全国に点在する優れた研究機関、産総研や公設試験場などのインフラを有効活用すれば、研究スペースという点では十分に足りるはずだと思います。それにもかかわらず、なぜ都心の一等地に新たな巨大な箱物を建設しなければならないのか、その建設、維持コストに見合うだけの追加的なイノベーション効果が本当に見込めるのか、費用対効果を示す定量的な根拠も含めて、具体的にお答えください。
あわせて、既に全国各地で活動している民間のアクセラレーターやインキュベーション施設の取組を阻害することなく、どのように相乗効果を発揮させるおつもりなのか、その調整、連携の具体的な仕組みをお示しください。
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山下貴司(自民)
次に、川裕一郎君。
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川裕一郎(参政)
参政党の川裕一郎です。よろしくお願いいたします。
かなり野党側の議員から厳しい質問が続いていますけれども、参政党として、この法案に関しては、まずは明確に反対の立場で質問させていただきます。
政府が進めるGSC構想及び機構の新設は、一見すると、スタートアップ支援、イノベーションと聞こえはよいものの、その実態は、時代認識を誤った箱物事業であり、国民の貴重な税金と人材を東京に一極集中させる極めて危うい計画であると判断せざるを得ません。
今、世界は、生成AI、大規模言語モデル、AIエージェントなど、既に次のパラダイムに突入しています。その中で、日本政府が掲…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
日本には優れた研究シーズがあるのに事業創出につながっていない事例が大変多くございます。物理的にもバーチャル的にも海外市場やエコシステムの接続が弱く、物理的な研究ラボが国内に不足しているといった課題もあり、これまでも、それぞれ個別政策を展開してきたところです。
GSC構想は、既存政策を支える土壌として、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積するエコシステムのハブを構築する、これまでにない挑戦的な取組であると考えております。
御指摘のAIを含む科学技術政策やスタートアップ政策など、既存の個別の…
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- (上の発言)
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川裕一郎(参政)
なかなか分かりにくい部分があるとは思いますし、先ほど申し上げたように、これから我が国がどの分野でリードしていくのか、その辺のやはり見通しが分からないままにスタートしてしまうような不安を持っております。
次に申し上げたいのは、いわゆる箱物行政の問題であります。
政府は都心の一等地に巨大な拠点を建設する計画を掲げていますが、我が党の立場から申し上げれば、そもそもこの箱物に関しては不要だと思っております。
イノベーションに必要なのは立派なガラス張りのビルやおしゃれなラボスペースといったハードウェアではなく、シリコンバレーがなぜ世界的なスタートアップの聖地になったのか、その本質は、国が箱を造ったからではなく、民間主導の情熱、研究者や技術者の自由な往来、失敗を恐れない挑戦文化、失敗しても再チャレンジできる社会的な通念、そして、長年をかけて形成された資金循環と人材循環にあります。
建物だけまねてシリコンバレー風にキャンパスを造っても、中身である文化、制度、人材、資金循環が伴わなければ、ただの立派な箱にすぎず、人は集まらないと思います。立派な建物と横文字の看板だけ整えても、挑戦する人材も、リスクを取る投資家も、失敗を許容する文化も、そこから自然発生はしません。むしろ、箱に予算と人材を吸い取られ、既存の現場が疲弊するという逆効果すら起こるのではないでしょうか。
ここで、もう一度大臣にお聞きをします。
既存の大学施設や全国に点在する優れた研究機関、産総研や公設試験場などのインフラを有効活用すれば、研究スペースという点では十分に足りるはずだと思います。それにもかかわらず、なぜ都心の一等地に新たな巨大な箱物を建設しなければならないのか、その建設、維持コストに見合うだけの追加的なイノベーション効果が本当に見込めるのか、費用対効果を示す定量的な根拠も含めて、具体的にお答えください。
あわせて、既に全国各地で活動している民間のアクセラレーターやインキュベーション施設の取組を阻害することなく、どのように相乗効果を発揮させるおつもりなのか、その調整、連携の具体的な仕組みをお示しください。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
まず、フラッグシップ拠点についてですけれども、国内外の研究者やスタートアップなど多様な主体が一堂に集積し、ディープテック分野の、これは研究機関だけではなく、研究開発から事業化、海外展開までの支援を一気通貫で行う環境を整備することにより、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進し、グローバルな社会課題の解決と国内の経済成長を目指すこととしております。
こうした拠点の目的に鑑み、投資家、企業、研究機関や大学などの多様な主体の集積状況や、スタートアップ創出の素地の有無、アクセスのよさ等を総合的に勘案した結果、東京都の国有地を活用…
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川裕一郎(参政)
答弁がありましたけれども、まず、非常に分かりにくかったのが、この建設コストに関して先ほどからお話がありました、箱だけで九百七十億円ということで、これも概算ということでありますし、また設計費も見込まれていない。これが本当にイノベーション効果を、費用対効果に対して生むことができると現状で考えているのか、もう一度お聞きをしたいと思います。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
費用対効果、元を取るどころか、その何倍にも効果があるようなものにしっかり仕上げていきたいというふうに我々は考えております。
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