今大臣から答弁があったとおり、政府がやはり中長期的にコミットをしなければいけないんだけれども、単年度の予算というのはそれに向いていないわけであります。特にディープテックとか、あと海外の関係機関が、じゃ、わざわざ日本に出張ってきてやりましょうといったときに、政府に手のひら返しをされてしまっては、リスクは負えないし、内部で手続も進められないということで、基金を積むというのは極めて重要で。
よく野党の皆さんから、この基金、あの基金、その基金、無駄じゃないかという指摘がありますけれども、私も委員会で聞いていましたが、ちょっと本質的なところの話をすると、大体野党の指摘は、安全保障、同盟国、同志国の連携のところと、あと宇宙、そして科学技術・イノベーションのところにそういった非難が多いように思いますが。
安全保障のところは、相手国がいて、決まらないときは決まらないし、決まるときは急遽決まる、それにちゃんと対応しなければいけないし、金額もでかいので、ここはしっかりやる必要は私は当然あるというふうに思います。たまたま一年、二年、使っていないじゃないか、ほとんど使っていないじゃないかという批判は当たらないと思いますし、また、宇宙とか科技イノベのこういう基金、すぐ削れと言うんだけれども、それは、目先の減税とか目先の料金をただにするための財源のためにすぐそういう議論になりがちですが、これは将来の成長の種を摘むことになるので、ここはやはりしっかり見ていく必要があるんだろうというふうに思います。
今回のグローバル・スタートアップ・キャンパスは特にディープテックなので、ディープテックということは、リスクも高いし、時間もかかるということなんですよ。そこで政府が中長期的にコミットしますという意味で、基金は極めて重要だというふうに思いますので、今後また野党の皆さんからもいろいろな指摘があるかと思いますが、しっかり基金を積んでいただきたい、そのように思います。
二つ目が、このイノベーション創出に、今、デジタルの時代でありますが、何で土地を手当てして建物を建てるんだ、今更箱物かよみたいな、そういう指摘もあるというふうに思います。ここは、何で今箱物なのといったところについて、大臣の御見解をお願いしたいと思います。
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山下貴司(自民)
これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。平将明君。
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平将明(自民)
自由民主党の平将明です。よろしくお願いをいたします。
挑戦しない国に未来はないというのが高市総理の御発言でありましたが、GSC、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想は、挑戦する人、挑戦を支援する人が一堂に会するエコシステムのハブをつくり上げて、科学技術への挑戦を成長ドライバーにつなげていくという取組であります。グローバル・スタートアップ・キャンパス構想により、主にディープテックに関する国内の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に集うエコシステムのハブを日本国内につくり上げていくという取組であります。さらに…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想の実現には、海外機関等の積極的な関与を引き出し、具体的な連携を進めるため、政府として長期的に関与しながら事業を推進していく姿勢を明確に示すことが必要なことから、連携が想定される海外機関等と国際共同研究への支援等を行うための基金を令和十四年度末までを設置年限として造成したところです。
現在、令和十年度末までの期間で約二百七十億円の執行見込みを持って先行的活動を実施しております。その進捗や成果も踏まえて、海外機関等との具体的な連携に向けた様々な協議、調整を引き続き進めていくには、海外機関等と国際共同研究の進捗状況等に合わせた弾力的な事業活動を行う…
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- (上の発言)
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平将明(自民)
今大臣から答弁があったとおり、政府がやはり中長期的にコミットをしなければいけないんだけれども、単年度の予算というのはそれに向いていないわけであります。特にディープテックとか、あと海外の関係機関が、じゃ、わざわざ日本に出張ってきてやりましょうといったときに、政府に手のひら返しをされてしまっては、リスクは負えないし、内部で手続も進められないということで、基金を積むというのは極めて重要で。
よく野党の皆さんから、この基金、あの基金、その基金、無駄じゃないかという指摘がありますけれども、私も委員会で聞いていましたが、ちょっと本質的なところの話をすると、大体野党の指摘は、安全保障、同盟国、同志国の連携のところと、あと宇宙、そして科学技術・イノベーションのところにそういった非難が多いように思いますが。
安全保障のところは、相手国がいて、決まらないときは決まらないし、決まるときは急遽決まる、それにちゃんと対応しなければいけないし、金額もでかいので、ここはしっかりやる必要は私は当然あるというふうに思います。たまたま一年、二年、使っていないじゃないか、ほとんど使っていないじゃないかという批判は当たらないと思いますし、また、宇宙とか科技イノベのこういう基金、すぐ削れと言うんだけれども、それは、目先の減税とか目先の料金をただにするための財源のためにすぐそういう議論になりがちですが、これは将来の成長の種を摘むことになるので、ここはやはりしっかり見ていく必要があるんだろうというふうに思います。
今回のグローバル・スタートアップ・キャンパスは特にディープテックなので、ディープテックということは、リスクも高いし、時間もかかるということなんですよ。そこで政府が中長期的にコミットしますという意味で、基金は極めて重要だというふうに思いますので、今後また野党の皆さんからもいろいろな指摘があるかと思いますが、しっかり基金を積んでいただきたい、そのように思います。
二つ目が、このイノベーション創出に、今、デジタルの時代でありますが、何で土地を手当てして建物を建てるんだ、今更箱物かよみたいな、そういう指摘もあるというふうに思います。ここは、何で今箱物なのといったところについて、大臣の御見解をお願いしたいと思います。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想は、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積し、相互に連携しながらディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までを一気通貫で行う環境を整備することによって、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進し、グローバルな社会課題の解決と国内の経済成長を目指すこととしております。
そのためには、グローバル水準の研究、事業化支援プログラムなどソフト面の支援と、多様な主体が集積し相互に連携、協業しつつ先端技術の研究開発や事業化を行うための研究や、交流スペースなど…
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平将明(自民)
私も、いろいろなスタートアップとおつき合いがあります。また、企業家同士が事業を一緒にやろうとか、いろいろな新しいアイデアが出てくる場面に同席をしていたり、そういった場面に遭遇することがたくさんありました。
一方で、デジタル大臣として、コロナ以来ずっと社会全体のDXというのも進めてきたところでありますが、私自身の経験からいえば、DXやデジタル化を進めれば進めるほど、やはりアナログの価値の再発見ということにつながるというふうに思います。
実際、新しいアイデアが、私自身も自分でアイデアを出して政策をつくることが多いんですが、どういうときにそういうアイデアが…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想は、我が国に世界最高水準のディープテック分野のイノベーションエコシステムを構築しようとする事業でありまして、フラッグシップ拠点は、我が国のエコシステムと世界のエコシステムをつなぐハブとなるものです。
こうした拠点の目的に鑑み、立地については、投資家や企業、大学など、イノベーション創出に関わる多様な主体が集積し、スタートアップ創出の素地が整っている都市部へのアクセスが容易であること、そして、国際的な認知度が高く、また、空港からのアクセスが容易であり、国内外の人材を集めやすいことなどの条件を満たす必要があると考えております。こうした観点を含め総合…
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