大島敦 (中道改革連合)

2026年5月27日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 155 発言)

一九七二年に日中国交正常化を成し遂げた田中角栄氏は、人に会うと、飯食ったかと声をかけていたそうです。飯食ったかというのは政治の本質だと思っていて。食べられていない子供たちが多い、今の貧困は、分からない貧困なんですね。軽自動車に乗っていらっしゃったり、小ざっぱりしていらっしゃるんですけれども、見えない貧困だと思っています。

学校給食は、元々、戦後間もなく、つい最近まで、少し前までは、朝御飯、夕御飯がメインの食材であって、学校給食はお弁当の代わりなので、お弁当の代わりとしての給食だった、これが今、子供たちにとってはメインの食材になっているところもあるので、やはり、子供食堂等、食べることにはこだわりたいなと思っています。

二〇二〇年からの新型感染症のときに、そのときも結構厳しくて、あるNPO法人が大手の証券会社から寄附をいただいて、それで四千七百七十九世帯九千七百八十七人に、お手元の資料だと三ページにあるスケッチブックとか自由帳とか、あるいは色鉛筆とか鉛筆とかを送ったんですよ。私、そのNPO法人に伺って、一千八百三十五通のはがきに全部目を通した。その中に書いてあったことは、いつも五冊百九十五円のノートなので、キャンパスノート五冊に見とれてしまいましたとか、コロナで気持ちが沈んでいる中、温かい気持ちに触れ、感動しましたと。これは、私がはがきを読みながらメモしたものなんですけれども。

これからオイル価格が高止まっていくとすれば、今後、新型感染症下と同じように、一人親家庭の方、あるいは経済的になかなか厳しい方が更に厳しくなることが予想されると思うんです。今回も賃金が上がっていますし、去年も最低賃金が上がりましたけれども、それを超えての物価高がこれから来ると思うので、この点につきまして、やはり、今後、当初予算、来年度予算もありますし、補正もありますし、ここはしっかり充実したいと思っています。

それで、官房長官に伺いたいのは、政府として、子供食堂、子供の宅食、フードバンク、フードパントリー等の食支援団体に対し、食材費、光熱費、燃料費を含む配送費、人件費等を対象とした緊急的かつ十分な財政支援を行うべきではないかと考えております。

あわせて、一人親家庭や生活困窮子育て世帯に対し、夏休み等の長期休業期間を含め、食料支援、これは昼食費支援、光熱費支援、児童扶養手当等の現金給付の拡張など、家庭に直接届く支援を強化する必要があると考えております。

私も子供食堂を時々訪問をさせていただいていて、去年、おととしかな、訪問したときには、女子中学生が手伝っている、団体の方にどうしているんですかと聞いたら、いつもお世話になっているのでボランティアでお手伝いしているというお話を聞いて、やはり温かい気持ちを持っていらっしゃるのかなと思いました。

ですから、先ほどの、飯食っているかというのが僕は政治家としての一番の問いかけだと思っていて、飯食っているかといって、食べられない方がいることが、やはりこれは政治として手当てする必要があると思っていて、戦後は、恐らく近所づき合い、町内会の中で子育てをしている面があったと思う、今はそういう時代じゃないので、こうやって子供食堂等で社会を補っているところが多いと思うものですから、今後、予算等を含めて、政府として是非対応していただきたいと思いますので、官房長官からの御答弁をお願いします。

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