皆さん、おはようございます。自由民主党、稲葉大輔でございます。
本日は、初めての質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。まずは、委員会理事、先輩議員、そして同僚議員の皆様に御礼申し上げたいと思います。
そして、浜松から日頃応援をしていただいている皆様、今日は、地元浜松のためにも、日本銀行の金融政策について、皆さんの力となるように、そして、地域の皆さんの実態、小規模、中小企業の皆さんの声も踏まえて質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
では、最初に、一%への追加利上げの意図について、氷見野副総裁にお伺いしたいと思います。
六月十七日から無担保コールレートを従来の〇・七五%から一%に上げるという利上げを行いました。一般的に、政策金利の引上げは、銀行の短期プライムレートの上昇に波及し、企業の資金調達コストの上昇や住宅ローンの変動金利などに直接的な影響を及ぼす可能性があります。企業はお金を借りにくくなるという意味で、前向きな投資や需要が減少するので、インフレを抑制する効果がある一方で、一歩間違えれば景気を大きく失速させるような原因になるという副作用を伴う危険性もあると思っています。
さきの会見や今日の概要説明にもありましたけれども、資料には、原油価格上昇を起点とした企業間取引での価格転嫁が速いスピードで進んでいる、そしてまた、消費者物価の基調的な上昇率は物価安定目標である二%を超えて上振れしていくリスクが指摘されています。
そこで、まず総論として伺いたいと思います。
今回の一%への追加利上げにつきましては、単なる原油高というコストプッシュインフレへの対応ではなく、賃金と物価の好循環が強まり、目標を上振れるリスクを未然に防ぐための、自信を持った、前向きな正常化の一環であると捉えていいのでしょうか。現在の金融緩和の度合いの評価についても併せて伺いたいと思います。よろしくお願いします。
4氷氷見野良三日本銀行副総裁
日本銀行は、毎年六月と十二月に通貨及び金融の調節に関する報告書を国会に提出しております。本日、最近の経済金融情勢と日本銀行の金融政策運営について御説明申し上げる機会をいただき、御礼を申し上げます。
まず、最近の経済金融情勢について申し上げます。
我が国の景気は、中東情勢の影響もあって一部に弱めの動きも見られますが、緩やかに回復しています。輸出や鉱工業生産は、基調としては横ばい圏内の動きを続けています。企業収益が高水準で推移する下で、設備投資は緩やかな増加傾向にあります。個人消費は、家計マインドに弱さが見られるものの、雇用・所得環境の改善を背景に底堅く…
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武村展英(自民)
これにて概要の説明は終わりました。
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武村展英(自民)
質疑の申出がありますので、順次これを許します。稲葉大輔君。
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- (上の発言)
7稲稲葉大輔(自民)
皆さん、おはようございます。自由民主党、稲葉大輔でございます。
本日は、初めての質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。まずは、委員会理事、先輩議員、そして同僚議員の皆様に御礼申し上げたいと思います。
そして、浜松から日頃応援をしていただいている皆様、今日は、地元浜松のためにも、日本銀行の金融政策について、皆さんの力となるように、そして、地域の皆さんの実態、小規模、中小企業の皆さんの声も踏まえて質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
では、最初に、一%への追加利上げの意図について、氷見野副総裁にお伺いしたいと思います。
六月十七日から無担保コールレートを従来の〇・七五%から一%に上げるという利上げを行いました。一般的に、政策金利の引上げは、銀行の短期プライムレートの上昇に波及し、企業の資金調達コストの上昇や住宅ローンの変動金利などに直接的な影響を及ぼす可能性があります。企業はお金を借りにくくなるという意味で、前向きな投資や需要が減少するので、インフレを抑制する効果がある一方で、一歩間違えれば景気を大きく失速させるような原因になるという副作用を伴う危険性もあると思っています。
さきの会見や今日の概要説明にもありましたけれども、資料には、原油価格上昇を起点とした企業間取引での価格転嫁が速いスピードで進んでいる、そしてまた、消費者物価の基調的な上昇率は物価安定目標である二%を超えて上振れしていくリスクが指摘されています。
そこで、まず総論として伺いたいと思います。
今回の一%への追加利上げにつきましては、単なる原油高というコストプッシュインフレへの対応ではなく、賃金と物価の好循環が強まり、目標を上振れるリスクを未然に防ぐための、自信を持った、前向きな正常化の一環であると捉えていいのでしょうか。現在の金融緩和の度合いの評価についても併せて伺いたいと思います。よろしくお願いします。
8氷氷見野良三日本銀行副総裁
お答えいたします。
まず、今回の利上げの意図、位置づけについて御質問をいただきました。
金融政策運営に当たりましては、物価安定の目標を持続的、安定的に実現することが重要であることから、日本銀行では、一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率の動きを重視しております。
賃金と物価の好循環の御指摘もあったと思いますが、この点、各種のデータやヒアリング情報などを踏まえますと、賃金と物価が相互に参照しながら緩やかに上昇していくメカニズムは維持されており、そうした中、基調的な物価上昇率は、このところ二%に近づいていると判断いたしております。
こうした状況にある…
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9稲稲葉大輔(自民)
ありがとうございます。
景気判断、よくなるだろう、大丈夫だろうという発表でありましたけれども、私としてはちょっと、地方の実情を踏まえて少し懸念があります。
緩やかな回復は、マクロ的にはしているんですけれども、やはり地元を考えますと、部品メーカーとか、あるいは飲食、小売、あるいは建設業界など様々、物価高、コスト高に非常に苦しんで必死に耐えているような状況だと実感をしていまして、景気の上振れは、まだまだ甚だ実感とは乖離があるというような感じがしています。その点、価格転嫁に苦しんでいる地域、これは地方だけではありませんけれども、中小零細事業者に対して、今、…
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10氷氷見野良三日本銀行副総裁
お答えいたします。
原油価格上昇が地域経済や小規模企業、中小企業の経営に及ぼす影響につきましては、日本銀行の本店や支店を通じたヒアリング情報も活用しながら、きめ細かく丁寧に点検していく必要があると考えております。
各企業ごとに状況は様々であり、それぞれが課題に立ち向かっておられる状況だと思いますが、総じて見ますと、原油価格の上昇は我が国の経済の下押し要因となっているものの、小規模企業を含めて、高水準の企業収益や雇用・所得環境の改善などが経済を下支えする方向に作用しており、これまでのところ、全体としては景気の足取りはしっかりしていると考えております。
…
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