宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 83 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えをいたします。

ペロブスカイト太陽電池は、薄くて軽量であり、運搬や設置が容易でありますので、従来型の太陽光発電設備が主に設置されてきた建築物の屋根だけではなく、これまで設置が難しかった壁面や曲面など、建築物の多様な場所に設置をすることが期待をされています。

一方で、建築物に広く普及させるに当たっては、従来型のものと比較をしてコストが高いこと、施工方法が十分に確立していないことなどの課題があると認識をしております。

このため、現在、経済産業省では、グリーンイノベーション基金におきまして、発電コストの低減に向けた量産技術の開発や、高層ビルの壁面やドーム状の軽量屋根など建築物の実用箇所への施工の実証など、実用化に向けた取組が進められているところであります。

なお、ペロブスカイト太陽電池に樹脂などの可燃物が含まれる場合、火災時に延焼拡大を招くおそれがございます。そのため、建築基準法において防火上の性能が要求をされる場合は、所要の性能を満たす必要が出てまいります。

防火上の性能については、個別に確認をした上で大臣認定を行うということも考えられますし、この認定実績が積み重ねられることにより、一般基準化していくということも考えられるところでございます。

いずれにいたしましても、国土交通省といたしましては、引き続き、関係省庁と連携をいたしまして、ペロブスカイト太陽電池の普及促進に取り組んでまいります。

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