河合道雄 (チームみらい)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 200 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 216 発言)

御答弁いただきまして、ありがとうございます。

そちらの調査の方でもありますけれども、二〇四〇年の不足は対策なしの場合は約五万人ということでございまして、非常にインパクトの大きい数字になっているかなというふうに思います。先日の参考人質疑でもそういった話題にもなりましたし、私も、別途、ちょっと工業高校の方に視察にも行かせていただいたんですけれども、工業高校自体への例えば進学者数自体がやはりそこまで増えていないですとか、募集倍率の課題もあるというところをお伺いをいたしました。

まさにおっしゃっていただいたように、育成された人材ですとか、既に労働市場にいらっしゃる方々を、リスキリングも含めて、この業界で働いていただくということももちろんでございますし、そもそも、目指すというところに向けて情報提供していくということも一体となって取り組む必要性が非常にあるのではないかというふうに考えており、そういった取組も期待しております。

その点で、協議会が取り組んでいるものと思いますけれども、「Watt Magazine」というウェブメディアを読ませていただきました。そちらの方では非常に、どういった仕事があるかとか、それぞれの仕事の魅力などについて、よくまとまっているなというふうに思いまして、そういった情報発信についても継続して支援の方も進めていただければというふうに思います。

続いて、人材を真っすぐから手当てするという以外にも、うまくデジタル化を組み合わせながら確保していくという考え方、いわゆる人材不足への対策の中にあるスマート保安についてお伺いをいたします。

経済産業省の産業構造審議会の試算では、AI、ロボットの導入等の対策を講じない場合は、先ほど申し上げたとおり、四万八千人ほど人材が不足していくという中で、中でも送配電の部門の不足が大きいとされているというところでございます。その対策としてスマート保安の推進が掲げられておりますが、機器の導入が十分に進んでいるとはまだ言い難い状況です。

例えば、本改正案により、大量の整備が見込まれる送電網のうち、人による巡視が難しい山間部の設備については、事前にもお話をお伺いいたしましたけれども、通信環境がやはり山の中で脆弱であったりしていて、ここに、本来であれば、なかなか人が入ってくるのが大変なところに、なかなか機器を配したりですとか遠隔の監視を進めるというところが難しくなっているというような状況があると伺いました。こうした場所での通信手段の確保ですとか、そういったところでも使えるような機器の導入を一層進めていく支援が必要となります。

ただ、そうなってくると、とりわけ、中小の事業者においてはなかなかハードルが高いという現状がございまして、こういった費用面ももちろんですし、調査の方も目を通しますと、どのような技術を導入すればいいか分からないとか費用対効果が分からないといった声が多くて、そもそも情報提供のところにも課題があるというところで、導入が進みにくいとなっていることが見て取れます。最も人手の制約が大きく、省力化が必要とされる現場ほど、なかなか導入が難しいという構造的な課題がございます。

ここで、政府参考人にお伺いいたします。

スマート保安の導入支援をどのように進めていかれる御予定か、お伺いをいたします。特に、中小の事業者に対して、先ほど申し上げたような、技術の選定ですとか費用対効果の見える化、そして導入の伴走支援など、こういった事柄が必要になると思いますけれども、国としてどのような後押しを行う考えであるのか、政府の見解をお伺いいたします。

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