私も、ヨーロッパですとかに、こういう新しい発電設備を造るためのファイナンスがどうなっているかですとか、いろいろと聞いて回ったこともあります。これは、本当に将来性と収益性があれば、今、投資先というのはみんな探していますので、ちゃんとやれば、金融のシステムもちゃんとつくっていけば、お金は本当はすぐ集まるはずなんです。そういったファンドをヨーロッパではつくって、それを投資して大規模な開発を行っていくということをたくさん私は見てきました。何で国が関与しないと日本はできないのかな、もしかしたら市場をゆがめているのではないかというふうに私は考えます。
実際にはまだ決まっていなくても、審議会で議論がされています。太陽光、陸上風力、洋上風力、蓄電池、エネルギー貯蔵システム、水力、あと、地熱、原子力、それから、火力はLNG、バイオマス、CCS、アンモニア、水素などが挙げられています。この中の多くはまだ技術が確立していないというか、軌道に乗っていないものもありますので、そういったところに一定程度政府が関与するというのは分かります。しかし、これは原子力も入っているわけでございます。これは新型原子力ではなくて、普通に原子力というふうに書いています。
これは、なるべく、政府が関わるのであれば、再エネですとか、蓄電池ですとか、水素、アンモニアですとか、新しい発電分野をバックアップしていくというのは分かりますが、しかも、今まで政府は、原発は最も収益性が高いというふうに言ってきました。これはなぜ原発が入る必要があるのか。これは、産業競争力の強化や技術力の強化から考えても、やはり新しい発電システムに力を入れていくべきではないのかと思うんですが、これはもう原発の経済的優位性自体がなくなってきちゃったということでしょうか。大臣、いかがですか。
83久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
今回の電気事業法改正案に盛り込んでおります財政投融資を活用した貸付制度の対象、これは大規模な地域間送電線の整備も想定してございますので、地域をまたいだ再エネの有効活用ということにつながっていくということを期待してございます。
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落合貴之(中道)
これは、電力システム改革に着手したときから、これからはこういうのが必要だと、十年以上前、十数年前から言われていたことですので、是非バックアップを、更なる後押しをいただければというふうに思います。
この大規模送電線の整備を、送電線自体がある意味公共性が大きいので、国が関与をする、大規模、長期、計画的に関与をしていくという、この意義は私も感じます。
一方で、今回は、送電線の整備だけではなくて、大規模電源の整備にも政府が関与していくわけでございます。これは、電力自由化を行っていけば、電源間の競争になるので、競争原理が働いて、強い事業者が残っていくんじゃない…
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85村村瀬佳史資源エネルギー庁長官
お答え申し上げます。
今般の改正で措置する電力広域機関による貸付制度につきましては、民間金融を補完し、資金調達が難しい、投資期間が長期かつ大規模な電源の整備を促進するものでございます。
電力の安定供給の確保を図りつつ、脱炭素化を推進していく上で重要な電源を優先的に支援をしてまいりたいと考えてございます。
具体的な支援対象は今後検討していくことになりますけれども、先ほど申し上げた観点から、一定規模以上の原子力発電や洋上風力発電、それから脱炭素火力などの電源投資を想定してございます。
また、支援対象とする電源の規模につきましても、具体的には今後、詳細…
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- (上の発言)
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落合貴之(中道)
私も、ヨーロッパですとかに、こういう新しい発電設備を造るためのファイナンスがどうなっているかですとか、いろいろと聞いて回ったこともあります。これは、本当に将来性と収益性があれば、今、投資先というのはみんな探していますので、ちゃんとやれば、金融のシステムもちゃんとつくっていけば、お金は本当はすぐ集まるはずなんです。そういったファンドをヨーロッパではつくって、それを投資して大規模な開発を行っていくということをたくさん私は見てきました。何で国が関与しないと日本はできないのかな、もしかしたら市場をゆがめているのではないかというふうに私は考えます。
実際にはまだ決まっていなくても、審議会で議論がされています。太陽光、陸上風力、洋上風力、蓄電池、エネルギー貯蔵システム、水力、あと、地熱、原子力、それから、火力はLNG、バイオマス、CCS、アンモニア、水素などが挙げられています。この中の多くはまだ技術が確立していないというか、軌道に乗っていないものもありますので、そういったところに一定程度政府が関与するというのは分かります。しかし、これは原子力も入っているわけでございます。これは新型原子力ではなくて、普通に原子力というふうに書いています。
これは、なるべく、政府が関わるのであれば、再エネですとか、蓄電池ですとか、水素、アンモニアですとか、新しい発電分野をバックアップしていくというのは分かりますが、しかも、今まで政府は、原発は最も収益性が高いというふうに言ってきました。これはなぜ原発が入る必要があるのか。これは、産業競争力の強化や技術力の強化から考えても、やはり新しい発電システムに力を入れていくべきではないのかと思うんですが、これはもう原発の経済的優位性自体がなくなってきちゃったということでしょうか。大臣、いかがですか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
経済産業省が二〇二五年二月に取りまとめた発電コスト検証では、二〇四〇年の原子力発電のコストについて、安全対策費を含む建設費や、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉や除染に係る費用、あるいは最終処分に係る費用も含めて、現時点で合理的に見積もることができる費用を全て織り込み算定し、キロワットアワー当たり十二・五円以上とお示しをしたところであります。
こうした検証も踏まえ、原子力発電については、第七次エネルギー基本計画において、他電源と遜色ないコスト水準としているところでございます。
その上で、今般の改正で措置する電力広域機関による貸付制度は、長期で見れば経…
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落合貴之(中道)
ファイナンスについては、かなり各国工夫をし始めていると思います。特に大規模電源は、それ単体である程度採算が見込めますので、その収益性だけを切り離してお金を集めることもやろうと思えばできるわけでございます。
既存の技術については、やはりファイナンスの部分を工夫して、新しい民間のお金の活用方法を考えていくべきである、まだ技術が確立していないけれども我が国にとって必要な分野については国が関与をして後押しをしていくというような、そういう区分けが必要だと思いますが、大臣、そのことについてはいかがですか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
御指摘の問題意識は理解をいたします。
そういうすみ分けができれば、それはそれできれいな整理でもありますし、理論上はもう十分あり得るとは思うのですが、現時点での私どものやはり考え方は、既存のエネルギーの作り方の中でも、新しいものでなくても、先ほどとちょっと、繰り返しになりますけれども、長期で見れば経済性が見込まれるとしても、投資期間が長期かつ大規模な電源であるということになると民間ではなかなかファイナンスが困難な場合がありますので、そういうのを念頭に、必要な支援を通じてその整備を促進していく必要があるというのが現時点の考え方でございます。
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