山内弘隆一橋大学名誉教授

2026年6月12日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 42 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 189 発言)

なかなか難しい質問でございます。

私は、この取りまとめの委員会の委員長はもう降りましたので、私の責任ではないというふうに思っておりますけれども、これからやるとすると、まさに、先ほどいろいろおっしゃったように、いかにそのコストを下げていくかとか効率的にやるかという、そこだと思います。思いますが、それはいろいろなやり方があって、さっきちょっと燃料の話をしましたけれども、それだけではなくて、電力事業をする。例えば、先日、GX地域戦略というのをGX本部の方で立ち上げられて、それで、再生可能エネルギーといいますか、脱炭素電源を使った地域のクラスター形成みたいなことをやられると。その中に、洋上風力の発電を使って、その地域で産業を興していく、こういう御提案を幾つかいただいていて。

さっきもちょっと話題になりましたけれども、洋上というのは、技術的にも不確実性が大きくて、なかなか簡単にはいかない。それで、第二、第三ラウンドなんというのは、PPAといって、買ってくれる人を持ってきたので、これでいけとやったんですけれども、それでもなかなか難しい。

そうなってくると、これは、洋上が脱炭素電源として全体の電源構成比の中でこれから増えなければいけないというふうに、こういうことを前提とすると、そのためには電力発電だけでは駄目で、地域としてそれをどう使っていくかとか、あるいは産業と組み合わせて使っていくかとか、そういう新しい手法、そういうものを考えなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っていて。

第七次のエネ基でも、さっきもちょっと申し上げましたけれども、エネルギー基本計画というのは、これはエネルギーの基本計画だけじゃなくて経済政策と一体だ、そういう話があります。ですから、エネルギー、これからアフォーダブルに、効率的にということであれば、経済政策の中で、密着性といいますか、密接性といいますか、そういうものを上げていく必要があるのではないかなというふうに思っております。

以上でございます。

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