三年前に、GX推進法という、ちょっと正確な名前は忘れましたけれども、その法律を作って、今先生がおっしゃったような形で、特にあのときは太陽光のそういった問題点について規制をかけるような法律を作りました。その中で、太陽光についてはその前から遡及適用していたかもしれないけれども、そういう形での規制といいますか統制をかけたというのは事実であります。
それで、ある意味ではそれしか仕方がなかったのかなというふうに思っていますけれども、私、いろいろなところでいろいろな事業者さんに対する統制といいますか規制の在り方というのを商売柄勉強していまして、先生がおっしゃるような形でいうと、もう少し事業者さんをちゃんと見て、細かく見て、それで何が問題かというようなことを制度的に措置できるようなこと、やはりこれが必要だったのかなというふうに思います。
ちょっと例えがいいかどうか分かりませんけれども、十年前に軽井沢でバスの事故がありまして、若い方が何人も亡くなったんですね。それで、バスの安全性規制、ある意味ではクオリティーとか商品に対する規制、これを見直したんですけれども、八十四項目ぐらいこれをやってくれというのが役所の指示だった。それは何かというと、要するに、安全を規制するということは、直接国が何かやるということは、運輸局がやるということはなかなかできない。要するに、その会社がコンプライアンスとかガバナンス、これをきちっとやっていけるようなことにしなきゃいけない。そのためにクオリティー、特に今の場合だと安全性ですけれども、こういうことを確保するということなんですね。そのために八十四項目。これは、逆に言うと、こういうコンプライアンス、こういうガバナンスをやらなきゃいけませんという例を示して、これをやってくれ、そういうことだったんですね。
再生可能エネルギーについて、そこまで細かくやるのかどうかは別ですけれども、先生おっしゃるように、一律何年とか、そういったことで基準を、基準といいますか、遡及適用するような形というのは、なかなかちょっと乱暴かなという感じは持っています。
おっしゃるように、細かく見ていく中でそういうことをやっていく、そういうことを防止していく。まさに全くやる気のない事業者さんだったらやめるということですよね、そういうようなことをやる。こういうのも一つの方法ではあるというふうに思っています。
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河野義博(中道)
完璧なルールが一発でできるわけはありませんので、適宜修正を行っていくというのは必要なことだろうと思うんですが、これは次の次の質問でお伺いしますが、ころころ制度が変わるという問題点もあるわけであります。
一方で、安定的に供給力を確保していくためには、やはりそれなりのマージンを元に計画的に発電所を造っていかなければならないと思っています。
洋上風力発電所も、当時は三十六円でやるんだと言っていたのが、いきなり、ある日突然、大きな議論をすることもなく入札制度になった。そして、あっと驚くような値段である大手の会社が取ったけれども、やっぱりやりませんと。洋上風力…
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26山山内弘隆一橋大学名誉教授
御質問は、ある程度私も納得といいますか、同意するところでありまして、どういう形で電源を造っていくかというのはいろいろなやり方があると思うんですね。今までやってきたのは、マーケットに任せて、例えば容量市場をつくるとか、あるいは、今回はまた脱炭素電源のオークションとか、いろいろなやり方をしてきて、要するに、何をやってきたかというと、マーケットだけで電源をちゃんと提供できるかというと難しい、こういうことだと思います。
一方で、これを全部計画的に、ここに造れ、あそこに造れというのはなかなか難しい、これも最適な解が得られないというふうに思っております。まさにWA…
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河野義博(中道)
ありがとうございます。
建設コストも倍になっています、金利も上がっていますという中で、アメリカの国債を買えば五%の投資利益が得られる中で、じゃ、五%でリスクを取って発電所を建てるかというと、そういうことだろうと思うんですね。ですので、やはり投資的にも魅力のあるものにしていかなければならないんじゃないかなと私は思っています。
制度変更に関して伺いたいんですけれども、太陽光が四十円、三十六円の時代にどんと、みんなが地上げ合戦のようになってしまいまして、実現可能か不可能か分からないようなものまで大量に認定を取ってしまった。それを修正すべくFIT認定失効制度…
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- (上の発言)
28山山内弘隆一橋大学名誉教授
三年前に、GX推進法という、ちょっと正確な名前は忘れましたけれども、その法律を作って、今先生がおっしゃったような形で、特にあのときは太陽光のそういった問題点について規制をかけるような法律を作りました。その中で、太陽光についてはその前から遡及適用していたかもしれないけれども、そういう形での規制といいますか統制をかけたというのは事実であります。
それで、ある意味ではそれしか仕方がなかったのかなというふうに思っていますけれども、私、いろいろなところでいろいろな事業者さんに対する統制といいますか規制の在り方というのを商売柄勉強していまして、先生がおっしゃるような形でいうと、もう少し事業者さんをちゃんと見て、細かく見て、それで何が問題かというようなことを制度的に措置できるようなこと、やはりこれが必要だったのかなというふうに思います。
ちょっと例えがいいかどうか分かりませんけれども、十年前に軽井沢でバスの事故がありまして、若い方が何人も亡くなったんですね。それで、バスの安全性規制、ある意味ではクオリティーとか商品に対する規制、これを見直したんですけれども、八十四項目ぐらいこれをやってくれというのが役所の指示だった。それは何かというと、要するに、安全を規制するということは、直接国が何かやるということは、運輸局がやるということはなかなかできない。要するに、その会社がコンプライアンスとかガバナンス、これをきちっとやっていけるようなことにしなきゃいけない。そのためにクオリティー、特に今の場合だと安全性ですけれども、こういうことを確保するということなんですね。そのために八十四項目。これは、逆に言うと、こういうコンプライアンス、こういうガバナンスをやらなきゃいけませんという例を示して、これをやってくれ、そういうことだったんですね。
再生可能エネルギーについて、そこまで細かくやるのかどうかは別ですけれども、先生おっしゃるように、一律何年とか、そういったことで基準を、基準といいますか、遡及適用するような形というのは、なかなかちょっと乱暴かなという感じは持っています。
おっしゃるように、細かく見ていく中でそういうことをやっていく、そういうことを防止していく。まさに全くやる気のない事業者さんだったらやめるということですよね、そういうようなことをやる。こういうのも一つの方法ではあるというふうに思っています。
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河野義博(中道)
ありがとうございます。
それから、中長期マーケットの必要性も先生から御説明をいただきました。私も理解をする一方で、これは現物取引であります。三年後、五年後のキロワットアワーを今現時点で確定させて、将来実際に受渡しするというのはなかなか簡単なことじゃないなと思っておりまして、薄商いにならないことが私は大事だと思うんですが。
経済産業省はよくルールを作るんですよ。例えば、ガスもOTCマーケットをつくったんですけれども、誰も使わない。無理やりガス会社に取引させたみたいなことにならないように、これは取引を活性化させていかなければならないと思いますが、役所に聞…
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30山山内弘隆一橋大学名誉教授
一年、三年、五年ルールというのを、そういうルールを作って中長期市場という方針ではあったんですけれども、明確な形で今回の法案には入っていないというふうに理解しております。
それはどうしてかというと、おっしゃるような形で、本当にそれで取引ができるのかという話。一方で、既に将来市場については金融的な取引のマーケットができていて、それとどうなんだという話だってあります。
ここから先は私個人の見解ですけれども、そもそも、小売事業者さんが供給義務があるというようなところから出発なんですね。
こういう公益事業とかインフラ系のもので事業法を持っているところというの…
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河野義博(中道)
時間が参りました。ありがとうございました。
今後の法案審査にしっかりと生かしてまいりたいと思います。
ありがとうございました。
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