恒藤晃内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 139 発言)

我が国はフュージョンエネルギーの国際プロジェクトでございますITER計画におきまして多くの重要な機器の製造を担っておりまして、これを通じて、多くの日本企業が様々な技術を開発、蓄積してきているところでございますが、委員御指摘の、現地の建設工事などにつきましては、現状、日本企業は選定されておりません。

これは、そもそも日本企業がその入札に参加していないためでございまして、その理由としては、昨今の人手不足の中で、フランスに多くの社員を送って建設作業をするというのが、日本企業にとってはリスクが大きい割にメリットが小さいということが一つの原因というふうに認識してございます。

フュージョンプラントの建設、組立てについては、我が国企業は実は、現時点で世界最大のトカマク実験装置でございます我が国のJT60SAの設計、施工を通じ、ある程度の経験を積んできているところでございますが、やはり、ITERへの参画を通じて更にノウハウを高めることは重要と考えてございます。

こうしたことから、現在検討中の成長戦略の官民投資ロードマップの中でも、このITER計画への戦略的参画を通じまして人材育成を進めることが重要であり、そのために、ITERへの日本人職員数の増加に向けた支援を強化をするという方針としているところでございます。

今後、ITER計画を担当します文部科学省と連携をし、若手、中堅技術者等のITERへの派遣を増やすための取組を具体化をし、こうした取組を通じて、フュージョンプラントの設計、建設等の経験を有する人材の育成を進めてまいります。

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