原克彦内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 139 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のとおり、量子センシングにつきましては、従来よりも大幅に高感度、あるいは高精度での計測を可能とする技術でございまして、医療、あるいは製造の分野、それから安全保障、防災を含む幅広い分野での産業化、あるいは事業化が期待される重要技術であるというふうに認識してございます。

このような認識の下で、委員御指摘のとおり、技術で勝って商売で負けるということがないように、研究開発と並行して民間投資を呼び込み、社会実装を強力に進めていくということが重要だと認識してございます。

このため、日本成長戦略会議の下に設置されております量子ワーキンググループにおきまして、量子センシングを、官民投資ロードマップの検討を進めてございます。この中では、勝ち筋の明確化、それから研究開発から実証、実装までを一気通貫で進めるための具体策を検討しているところでございます。

特に、その中では、需要面につきましては、医療、素材、エネルギー等の分野における実証の加速、政府調達等による初期需要の創出を図るとともに、供給面につきましては、更なる高性能化ですとか低コスト化等に向けた研究開発、それから、量子技術だけではなくて、他の技術と融合したサービスの提供を促進するということが、我が国の量子センシング分野における競争力の確保に必要と考えているところでございます。

内閣府といたしましても、関係省庁と連携しながら、量子センシング技術が、技術で勝ち、ビジネスでも勝ち抜くといったような取組を図ってまいりたいと考えているところでございます。

以上です。

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