山下です。ありがとうございます。
コスト回収の話は、冒頭の石原委員でしたかの御質問にお答えしたときにも説明したんですけれども、私は心配しておりません。発電事業ですので、お金を生み出す設備ですので、それを有効活用すればいい。国民負担なんという話ではありません。補助の必要もありません。
特にこれからは非FIT、非FIPの案件が増えてきますから、事業者が自分で電力市場に売ったり、あるいは、再エネだから少し高く買いたいという人に売って、それで事業として成り立たせるビジネスモデルになってきている。FITで十数年かけて、そこまでこの再エネ事業を我々は育ててきたわけです。ようやく独り立ちしてくれたわけですから、あとはきちんと頑張ってもらうという姿勢でよいのではないかと思っています。
そこで問題になるのは、やはり、後出しよりは先に。事業の予見性を考える上でも、初期投資のビジネスですので、最初に幾ら全体でかかるのかというのが分かっていることが事業の予見可能性としても重要ですから、前もって廃棄のために幾らというのを取り置いておいた上で、それも含めてキャッシュフロー、どうやって返していくのかという計算をして事業を行っていただくようにする。そういう意味でも、最後にお金がかかる仕組みではなくて、前払いがよいという結論で締めさせていただきます。
87緒緒方林太郎政府参考人など
私も、この法律を見たときに一番最初に思ったのが、計画を作るのが廃棄する直前だというのが、そもそも、いや、それは違うでしょうというふうに思ったということがあって、多分、どっちから見るかですけれども、似たような問題意識なのではないかと思います。
その上で、全参考人にお伺いしたいんですが、結局、今議論していることの結構大きなものの中には、コスト回収をどうするかということが大きいんだと思います。今の仕組みの中でも、埋立分をFIT、FIPの中から取っている。けれども、今回、リサイクルしようとするとお金が足らない。これから更にFIT、FIPでの支援制度はなくなって…
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88大大和田秀二早稲田大学名誉教授
苦手な分野の質問ですので、余り長い時間取りたいというふうに思いませんけれども。
基本的には、そのコストはどこに回るかといえば、必ず最終的には消費者に回ってくるわけですね。だから、そういう意味では、メガソーラーに、やはりある程度、先ほどちょっと、私はそこは認めるべきだと申し上げましたけれども、ある程度、メガソーラーの方々にとっては、そういったようなリサイクル料金を支払ってもらうことも一つの方法だというふうに思います。
それで、あとは、コスト負担については、これはやはり、制度を一つ走らせていくということがすごく大事で、制度が走らないと物は回らないんですよ…
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89増増川武昭一般社団法人太陽光発電協会事務局長
御質問ありがとうございます。
コスト回収の問題は非常に大きな課題だと考えております。
FIT、FIPの事業に関しましては、二十年間の買取り期間があり、後半の十年間で廃棄用の積立制度があります。ただ、その中にはリサイクルの費用は含まれていませんということになるわけですけれども。
私どもとしては、やはり、二十年たって事業をやめるのではなくて、パネルは三十年、場合によっては四十年もつものもございますので、しっかり事業を継続する、その事業を継続していく中でしっかり収益を上げていくということが、コスト回収につながるんだと考えております。
そのためには、先ほ…
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- (上の発言)
90山山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授
山下です。ありがとうございます。
コスト回収の話は、冒頭の石原委員でしたかの御質問にお答えしたときにも説明したんですけれども、私は心配しておりません。発電事業ですので、お金を生み出す設備ですので、それを有効活用すればいい。国民負担なんという話ではありません。補助の必要もありません。
特にこれからは非FIT、非FIPの案件が増えてきますから、事業者が自分で電力市場に売ったり、あるいは、再エネだから少し高く買いたいという人に売って、それで事業として成り立たせるビジネスモデルになってきている。FITで十数年かけて、そこまでこの再エネ事業を我々は育ててきたわけです。ようやく独り立ちしてくれたわけですから、あとはきちんと頑張ってもらうという姿勢でよいのではないかと思っています。
そこで問題になるのは、やはり、後出しよりは先に。事業の予見性を考える上でも、初期投資のビジネスですので、最初に幾ら全体でかかるのかというのが分かっていることが事業の予見可能性としても重要ですから、前もって廃棄のために幾らというのを取り置いておいた上で、それも含めてキャッシュフロー、どうやって返していくのかという計算をして事業を行っていただくようにする。そういう意味でも、最後にお金がかかる仕組みではなくて、前払いがよいという結論で締めさせていただきます。
91浜浜田篤介一般社団法人太陽光パネルリユース・リサイクル協会代表理事
リサイクラーの立場でも、山下先生の意見と近しいんですけれども、この議論がFITが始まる二〇一二年にできていれば、当然、パワーコントローラーなんかは十年で寿命が来るので、十年後取り替えますよというのは多分事業計画の中に入っていると思うんです。それと同様に、廃棄の費用についても事業計画にやはり盛り込んでおくべきものだと思うんですけれども、今問題になっているのは十数年前に設置されたものをどうするかという話なので、現実解としては今のこの法律なのかなと思うんですけれども、ここから先の話は、やはり事業計画にそのコストを入れておくということが大事なのではないかなという…
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92緒緒方林太郎政府参考人など
ありがとうございました。
その上で、もう一度、確認までに増川参考人そして浜田参考人にお伺いしたいと思うんですが、こういうかかる費用というのは、ミクロ経済学的に見ると負の外部効果ということなんだろうと思いますが、それをどう吸収するかということだと思うんですね。そうなるときに、コストを誰が負担するかということなんですが、それはやはり、大和田参考人も山下参考人も言っておられるように、拡大生産者というカテゴリーでお話をされているわけですが、基本的にそういうコストというのは生産者側が見るべきであるというふうにお考えになりますでしょうか。
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93増増川武昭一般社団法人太陽光発電協会事務局長
御質問ありがとうございます。
拡大生産者責任の在り方というのも、必ずしも費用負担するということではないと認識しておりまして、いろいろな責任の果たし方がある、その中に費用の負担もあるかもしれないというふうにまず認識しております。
先ほど浜田参考人もお話しされましたけれども、課題となっているのは、今、八十ギガ近く、もう既に太陽光設備、パネルが設置されています、その設備のリサイクル費用を誰が負担するんですかと。十何年か前の人に、もうメーカーもいないかもしれません、そういう人に払えといっても、多分、非常に無理があるということが、非常に難しいがゆえに、今回の制…
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