上野賢一郎 (自由民主党)厚生労働大臣

2025年12月15日・第219回国会 参議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 373 発言)

お答え申し上げます。

厚生労働省所管の制度で申し上げますと、後期高齢者医療制度、そして介護保険制度のこの二つについて御説明を申し上げたいと思います。

基本的に、住民税非課税世帯のみならず、この両制度におきましては、低所得の方々への配慮措置として、保険料の段階的な軽減であったり、あるいは所得に応じた自己負担の上限の設定であったりを行っているところであります。

後期高齢者医療制度におきましては、住民税非課税かどうかにかかわらず、一定の所得以下の場合においては保険料の均等割の軽減を受けることができる仕組みとなっておりまして、今回、年金額が上がったとしても、その範囲内に収まる方がほとんどだと思いますので、逆転の問題は生じない。また、所得割が発生をする場合がありますが、それは増えた分の何%かということでありますので、逆転現象は後期高齢者医療制度においては発生をしないというふうに考えています。

また、介護保険制度におきましては、所得に応じて保険料の段階を設定をしておりますので、御指摘のとおり、住民が非課税から課税となることに伴いまして保険料の増加分が上回ることがありますが、これにつきましては、老齢基礎年金の増額に合わせて所得区分の見直し等について一部実施をしているところであります。

ただ、先ほど例示をしていただきましたとおり、中には年金額が上がったことによってこの介護保険の保険料が上がってしまって一部逆転が生じるというケースがあると、あろうかというふうに思っております。これにつきましては、やはり改善をしなければいけない課題だというふうに考えておりまして、令和九年度から新しい介護保険の期間に入りますので、それを踏まえて、それを見据えながら、どのような対応ができるかということは考えさせていただきたいと考えています。

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