ありがとうございます。
国旗と国歌というものは、国民のアイデンティティーのあかしとして重要な役割を果たしていると考えています。聞こえない方々にとっても、同じように、日本人たるアイデンティティーのあかしというものが必要だと思いますので、また今後更に検討をしていただき、次回は前向きな回答が得られるよう、私自身も勉強を重ねてまた提案ができるようにしていきたいと思っております。
次の質問に入ります。
手話といえば、総理の地元奈良県の奈良県立ろう学校の生徒さんたちが国会見学に来られた際、私も手話で交流させていただきました。彼らの瞳は未来への希望できらきらと輝いていました。あの真っすぐな希望に、私たちは結果で応えなければいけないと考えています。今日は、まずその思いをしっかりここで共有させていただきたいと思っております。
手話を言語として社会全体で守り育てていくためには、思いだけでは足りません。やはり法律としての後押しが必要です。
本年六月、手話に関する施策の推進に関する法律、いわゆる手話施策推進法が施行されました。この法律は、超党派の障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟で議論を重ね、議員立法として成立され、衆参両院で全会一致で可決、成立したものです。この予算委員会で見ると、共産党の大門先生、また伊藤孝恵先生にも大変お世話になりました。私は、この議連の事務局長を務めさせていただきました。当事者の皆さんが長い年月を掛けて積み重ねられたこの思いがようやく一つの形になったと、私はそう受け止めています。
この法律によって、生まれたときから切れ目なく手話が言語として尊重される社会の実現に私たちは一歩踏み出すことができました。今回の法律作りでは、手話に関する五つの権利がうたわれています。手話を獲得する、手話を学ぶ、手話で学ぶ、手話を使う、手話を保存する、この五つを守るための仕組みを条文として位置付けました。
さらに、この法律は、国と自治体の責務を明確にした新しい法律でもあります。デフリンピックの開会式では、高市総理からもこの法律について御紹介をいただきました。ありがとうございます。日本が手話を言語として尊重する国であるというメッセージを世界に向けて発信していただいたことに深く感謝を申し上げます。
では、質問に入ります。
この手話施策推進法では、子供たちの育ちと教育を真ん中に、そして未来を見据えた内容を丁寧に盛り込みました。特に、聞こえない、聞こえにくいお子さんを育てる親御さんにとって、できるだけ早期に適切な療育や支援につながることはとても重要です。なぜかといえば、それがその子供の言語発達や家族のコミュニケーションの在り方に真っすぐ直結していくからです。手話施策推進法でも、こうした問題意識に立って、早期からの情報提供、療育との連携、そして手話で育てるという選択肢を広げていく、きちんと保障していくための規定が設けられています。
そこで、こども政策担当大臣にお尋ねいたします。
乳幼児期からの言語、コミュニケーション支援の重要性を踏まえて、手話を必要とする子供とその家族が早期から切れ目なく手話に触れられる環境整備をどのように進めていくのか、今後の強化策なども聞かせてください。
361
高市早苗(自民)内閣総理大臣
国歌を君が代と規定する国旗及び国歌に関する法律においては、その歌詞と楽曲のみしか定められておりません。つまり、歌詞の意味、解釈が統一されているわけではないということ。それからまた、我が国においては手話は一つだけではなくて、様々なものがあると承知しています。
ですから、委員のおっしゃる統一した国歌の手話表現を定めるのには、こういった点に留意があるというのが岸田総理がおっしゃった課題だろうと考えております。
この発言のページ
362
今井絵理子(自民)
先ほどおっしゃられたように、様々なこの課題、留意する点があるという答弁でしたが、例えば政府として、手話言語学の専門家又は聾当事者の皆さん、また関係省庁が連携をして、正式な手話版君が代を、国として検討の場を設けていただいて協議をしていただきたいと思っているんです。国歌を手話で表現することは、聞こえる聞こえないを超えて、国を思う心を共有する象徴です。だからこそ、これは試行版のままではいけないと私は考えております。
もう一度、総理の決意、感想も含めてお聞かせください。
この発言のページ
363
高市早苗(自民)内閣総理大臣
ここは余りいい答弁にならないかと思います。
政府として、国歌の統一的な手話表現を定めるということはしておりません。
同じ手話表現で国歌を斉唱できるように、関係者の方々が検討を重ねて試行版を作成するという取組を行ってくださったということには心から敬意を表します。
手話を用いる方々を含めて、国民の皆様に国歌に親しみを持っていただくということはとても重要だと認識しているので、政府としましては、そうした取組の状況などを見守ってまいりたいと存じます。
この発言のページ
- (上の発言)
364
今井絵理子(自民)
ありがとうございます。
国旗と国歌というものは、国民のアイデンティティーのあかしとして重要な役割を果たしていると考えています。聞こえない方々にとっても、同じように、日本人たるアイデンティティーのあかしというものが必要だと思いますので、また今後更に検討をしていただき、次回は前向きな回答が得られるよう、私自身も勉強を重ねてまた提案ができるようにしていきたいと思っております。
次の質問に入ります。
手話といえば、総理の地元奈良県の奈良県立ろう学校の生徒さんたちが国会見学に来られた際、私も手話で交流させていただきました。彼らの瞳は未来への希望できらきらと輝いていました。あの真っすぐな希望に、私たちは結果で応えなければいけないと考えています。今日は、まずその思いをしっかりここで共有させていただきたいと思っております。
手話を言語として社会全体で守り育てていくためには、思いだけでは足りません。やはり法律としての後押しが必要です。
本年六月、手話に関する施策の推進に関する法律、いわゆる手話施策推進法が施行されました。この法律は、超党派の障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟で議論を重ね、議員立法として成立され、衆参両院で全会一致で可決、成立したものです。この予算委員会で見ると、共産党の大門先生、また伊藤孝恵先生にも大変お世話になりました。私は、この議連の事務局長を務めさせていただきました。当事者の皆さんが長い年月を掛けて積み重ねられたこの思いがようやく一つの形になったと、私はそう受け止めています。
この法律によって、生まれたときから切れ目なく手話が言語として尊重される社会の実現に私たちは一歩踏み出すことができました。今回の法律作りでは、手話に関する五つの権利がうたわれています。手話を獲得する、手話を学ぶ、手話で学ぶ、手話を使う、手話を保存する、この五つを守るための仕組みを条文として位置付けました。
さらに、この法律は、国と自治体の責務を明確にした新しい法律でもあります。デフリンピックの開会式では、高市総理からもこの法律について御紹介をいただきました。ありがとうございます。日本が手話を言語として尊重する国であるというメッセージを世界に向けて発信していただいたことに深く感謝を申し上げます。
では、質問に入ります。
この手話施策推進法では、子供たちの育ちと教育を真ん中に、そして未来を見据えた内容を丁寧に盛り込みました。特に、聞こえない、聞こえにくいお子さんを育てる親御さんにとって、できるだけ早期に適切な療育や支援につながることはとても重要です。なぜかといえば、それがその子供の言語発達や家族のコミュニケーションの在り方に真っすぐ直結していくからです。手話施策推進法でも、こうした問題意識に立って、早期からの情報提供、療育との連携、そして手話で育てるという選択肢を広げていく、きちんと保障していくための規定が設けられています。
そこで、こども政策担当大臣にお尋ねいたします。
乳幼児期からの言語、コミュニケーション支援の重要性を踏まえて、手話を必要とする子供とその家族が早期から切れ目なく手話に触れられる環境整備をどのように進めていくのか、今後の強化策なども聞かせてください。
365
黄川田仁志(自民)内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・地方創生・アイヌ施策・共生・共助)
まず、私も、デフリンピック拝見しに、応援しに行きました。すばらしいものでございました。
議員の御指摘のこの手話言語のコミュニケーション、この獲得については、委員がおっしゃるとおり、発達段階の早期、すなわち乳幼児から切れ目なく支援することが大切だと考えております。また、保健、医療、福祉、教育、各分野の連携支援が必要だというふうに考えております。
そこで、こども家庭庁としては、聴覚障害児の地域の支援体制の整備、強化を図っているところでございまして、具体的には、聴覚障害児支援中核機能強化事業を創設して、ただいま進めているところでございます。これは、言語聴覚…
この発言のページ
366
今井絵理子(自民)
ありがとうございます。
やはりこの乳幼児期から切れ目なく保健、医療、福祉、教育、そういった分野がしっかり連携をして支援していくということは非常に重要だと思っています。
聞こえない、聞こえにくいお子さんを育てる親御さんにとっては、特に乳幼児期から手話に触れ、学べるかどうかは子供の言葉の土台を形作る大きな鍵となりますので、そして同時に、家族が心でつながるための大切なやっぱり言語になります。私もそうでした。なので、今後もしっかりと取り組んでいただきたいなと思っております。
続いて、文科大臣にお伺いします。
今、教育の現場では、手話を使って教科を教えるこ…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
お答えをいたしますが、その前に、私も、デフリンピック、開会式と陸上競技、実際に拝見をさせていただきました。大変感動的な光景が広がっていたところであります。
また、先日、アメリカのギャローデット大学という聴覚に障害を持っていらっしゃる方の高等教育機関ですね、ここの学長さんが大臣室にいらっしゃいまして、お話をする機会をいただいたところであります。しっかりと取組を進めていきたいと思っております。
今般の法律を踏まえまして、手話を使用する子供が、その意向ができる限り尊重されつつ手話による教育を受けられる環境を整備することは大変重要であると考えております。
…
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