小林孝一郎 (自由民主党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 財政金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 6 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 182 発言)

御答弁ありがとうございました。

強い経済の構築に向けて、是非ともよろしくお願いいたします。御期待を申し上げます。

それでは、次の質問に入らせていただきます。

次に、税関の体制整備についてお尋ねします。

近年、不正薬物の輸入はますます巧妙化しています。覚醒剤、危険ドラッグ、新種薬物まで多様化し、摘発件数は年一千件規模であります。薬物が一度地域に流れ込めば社会に深刻な影響をもたらします。薬物依存の患者さんは、本人だけでなく、家族関係も壊れ、崩れていく現実があり、水際対策が重要であります。

その一方で、税関が担う業務は急増しています。訪日外国人旅行者数はコロナ前を超える四千万人台が見込まれ、航空貨物の輸入許可件数はこの五年で約四・二倍に増加しています。つまり、これまでの体制では対応し切れない状況が目の前にあります。

私は、県議時代、治安や防災の課題に携わり、薬物犯罪が地域社会に与える影響の大きさを感じてきました。だからこそ、地方を守るためにも、税関の水際での取締り強化が不可欠だと考えます。そこで必要なのは、人員と設備の充実です。

まず、定員の確保です。

現在、応援人員のやりくりで現場を支えていると聞きますが、やはり限界があります。また、エックス線検査装置やAI分析技術を活用すれば検査効率を向上させることができる可能性があり、巧妙化する密輸手口に対抗するためにも必要であります。税関は、安全保障と治安維持の最前線です。適切な投資は、社会全体の安全、そして現場の負担軽減にもつながると考えます。

そこで、お尋ねします。

不正薬物の水際対策強化や税関業務量の大幅な増加に対応するため、定員の確保と検査機器の配備といった体制整備が必要と考えますが、大臣はどのようにお考えでしょうか。

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