松田哲也警察庁長官官房審議官

2025年11月19日・第219回国会 衆議院 法務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 408 発言)

お答えいたします。

DNA型鑑定は、警察が取り組む客観証拠に基づく緻密かつ適正な捜査の重要な柱の一つでありまして、その適正と信頼を確保することは極めて重要であると考えております。

お尋ねの佐賀県警察科学警察研究所の職員がDNA型鑑定作業において不適切な取扱いを行った事案については、DNA型鑑定に対する国民の信頼を損なうものであり、警察庁としても重く受け止めております。

そこで、警察庁といたしましては、本年十月八日から佐賀県警察に対しまして、国家公安委員会の指導の下、首席監察官等の担当職員のほか、警察庁の附属機関である科学警察研究所のDNA型鑑定の専門家を派遣いたしまして、DNA型鑑定の実施体制とその実施状況及び不適切事案の原因究明とそれを踏まえた再発防止策、この二点について特別監察を実施しているところであります。

また、佐賀県警察以外の都道府県警察に関しても、今回の事案を踏まえて警察庁から通達を発出し、鑑定における不正を防止するための対策を早急に講じるとともに、その取組状況を点検の上報告するよう指示したほか、今後、佐賀県警察に対する特別監察の結果も踏まえながら、他の都道府県警察の科学警察研究所についても順次監察を実施するなどして、業務の適正確保を図っていくこととしております。

警察庁としては、これらの対策を確実に実施することにより、今後このような事案を二度と発生させることのないよう、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

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