ありがとうございました。
このお接待という文化、日本人としての精神を示すものだというふうに思いますので、是非、世界に向けて発信をしていくことをお願い申し上げたいと思います。
この四国遍路の世界遺産化は二十年前から始まりましたが、いまだ実現には至っておりません。その理由として、四国八十八か所霊場と遍路道の中で、札所や、また道の保護を進めてきましたが、今指定されているのは七十二か所、しかし、現在までに二十七か所しか進んでおらず、また、遍路道も広範囲にわたるため、文化財保護に非常に時間がかかっております。
そのために、富士山が、自然遺産登録から信仰の対象と芸術の源泉として文化遺産登録に方針を転換したように、現実的に進めていく方法を見直してはどうかと考えております。
まずは、お接待文化を無形文化遺産として登録していくことを目指し、そのお接待文化を核に、世界遺産化に向け、関連資産を保護するという方法もあるのではないかと思います。
このお接待文化に関する資産として、例えば、遍路宿、遍路墓、お接待所、お接待と関係の深い札所、道しるべ、写し霊場などがあり、これまで文化財保護してきたものと合わせて絞り込んでいくことで、現実的に近づいてまいります。
また、江戸時代、松山藩では、道後温泉に入る遍路を保護していたとして、国の重要文化財である道後温泉本館も検討に入るのではないかというふうに思っております。
このように、切り口を変えて世界遺産登録を目指すことは可能なのかどうか。可能性があるだけで構いません、実現に向けて望みをかけて、文部科学省にお伺いしたいと思います。
140堀堀野晶三文部科学省大臣官房学習基盤審議官
お答え申し上げます。
教育内容、教育環境は時代とともに変化をしていく中で、教師が子供一人一人の能力を最大化するために中核的な役割を担うということは変わりなく、生成AIが社会のインフラの一部となる時代において、学びの専門職としての教師の役割はより重要になると考えております。
様々な学校の場面、生徒一人一人の生徒指導の場面など、人格に向き合いながらそのよさを引き出して自信をつける、こういった場面ではやはり教師の人間としての役割は非常に重要であると思いますし、一方で、授業の中では生成AIを活用して適切な利活用を促していくということが大事だと思っておりまして…
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141石石井智恵(国民)
ありがとうございました。
AIの使い方は非常に大事だと思いますし、人を思いやる気持ちも育てていくことも必要だと思います。ありがとうございました。
次に、四国遍路の世界遺産化についてお伺いをいたします。
この世界遺産については、ユネスコ憲章の理念に基づき、国際協力の一環として実施をされている活動であります。
ユネスコ憲章の前文の最初の一文には、こう書かれています。「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」世界遺産は、決してインバウンド誘客のために観光地として宣伝するという目的なのではなく、戦争を回避…
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142
松本洋平(自民)文部科学大臣
四国遍路には、委員御指摘のお接待と呼ばれる地域住民がお遍路さんをもてなす文化があり、こうしたお接待文化を含む四国遍路は古くから地域で大切に受け継がれてきた特色ある貴重な文化遺産であると認識しております。
四国遍路につきましては、地元自治体で世界遺産登録を目指した取組を推進をしていることは承知をしているところであります。今後は、世界遺産登録に求められる顕著な普遍的価値の証明について、海外の専門家にも理解される価値の説明など、なお一層の説明の充実を図ることなどが必要と考えているところであります。委員の御指摘のとおりであります。
文部科学省におきましては、…
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- (上の発言)
143石石井智恵(国民)
ありがとうございました。
このお接待という文化、日本人としての精神を示すものだというふうに思いますので、是非、世界に向けて発信をしていくことをお願い申し上げたいと思います。
この四国遍路の世界遺産化は二十年前から始まりましたが、いまだ実現には至っておりません。その理由として、四国八十八か所霊場と遍路道の中で、札所や、また道の保護を進めてきましたが、今指定されているのは七十二か所、しかし、現在までに二十七か所しか進んでおらず、また、遍路道も広範囲にわたるため、文化財保護に非常に時間がかかっております。
そのために、富士山が、自然遺産登録から信仰の対象と芸術の源泉として文化遺産登録に方針を転換したように、現実的に進めていく方法を見直してはどうかと考えております。
まずは、お接待文化を無形文化遺産として登録していくことを目指し、そのお接待文化を核に、世界遺産化に向け、関連資産を保護するという方法もあるのではないかと思います。
このお接待文化に関する資産として、例えば、遍路宿、遍路墓、お接待所、お接待と関係の深い札所、道しるべ、写し霊場などがあり、これまで文化財保護してきたものと合わせて絞り込んでいくことで、現実的に近づいてまいります。
また、江戸時代、松山藩では、道後温泉に入る遍路を保護していたとして、国の重要文化財である道後温泉本館も検討に入るのではないかというふうに思っております。
このように、切り口を変えて世界遺産登録を目指すことは可能なのかどうか。可能性があるだけで構いません、実現に向けて望みをかけて、文部科学省にお伺いしたいと思います。
144日日向信和文化庁次長
お答えいたします。
ユネスコにおきましては、世界遺産条約が対象とする有形の文化遺産に加え、無形の文化遺産についても国際的保護を推進するべく、二〇〇三年に無形文化遺産保護条約が採択され、我が国は翌年締結をしております。
ユネスコ無形文化遺産の登録に向けては、ユネスコが定める基準を満たす必要があるため、提案対象の定義や担い手の明確化、次世代へ継承していくための保護措置の特定等が必要になり、お接待文化を含む四国遍路について無形文化遺産として登録を目指すには、これらについて検討を行う必要があります。
世界文化遺産は有形の文化遺産、無形文化遺産は無形の文化遺…
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145石石井智恵(国民)
ありがとうございました。
このお接待文化、本当に四国の中で息づいてきた文化であります。今こそこのお接待文化のよさを世界にも認めてもらえるように、私たちも努力していきたいというふうに思っております。
最後に、今、世界遺産登録がされた場所、多くの方が訪れていますが、やはり地域ではオーバーツーリズムの問題も懸念されております。
世界遺産の本来の意義とは、観光ではなく保全が目的であるということでありますが、人口減少において地域が持続的に遺産を守り続けることも必要だというふうに思っております。
世界遺産登録に向けての保全意義、そして情報発信など、取り組んで…
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146日日向信和文化庁次長
お答えいたします。
世界遺産条約では、文化遺産を認定し、保護し、保存し、整備活用し及び来るべき世代へ伝承することを確保することが締約国に課された義務であるとされております。
世界遺産への登録の意義については、令和三年に文化審議会でまとめられた、我が国における世界文化遺産の今後の在り方第一次答申において、遺産の将来世代への継承、世界的な観点からの価値の発見、深化、発信、世界文化遺産を保護し、生かした町づくりによる持続可能な社会の実現と整理されており、文化庁としましても、これを自治体関係者等に対して周知を図ってまいりました。
文化庁としましては、引き続…
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