片山さつき (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年11月21日・第219回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 164 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 317 発言)

私としては、日本国民が自信を取り戻し、もう一度高い経済成長を実現するために、そして、もはやデフレではないという状態になりつつあった二三年の暮れから二四年の初めの時点に、その意識をしっかりと永田町、霞が関にも持っていただきたいという意味であえて一千兆円の本を書いて出したんですが、そのときは非常にとっぴ感がありまして、その意味ですごく注目されたんですけれども、よく考えてみたら、政府の中期財政試算、まあ今度一月にも、年に二回出てきますが、あれで、幾つかのシナリオのうち一つで延ばしていくと、中間ペースぐらいで二〇四一年ぐらいには一千兆円になるんですよ。それは、中期財政試算は向こうに延ばす年限がもうちょっと手前で終わっていますので、そこまでの年数やらないのでそうならないんですけれども。

これを使いまして、その後、選挙がございましたときに、御党におきまして、玉木党首が一生懸命こうやって御説明されているのを見たら、その後テレビでも御一緒したんですけれども、ペースがのろいと怒られまして。そんな中間試算ぐらいのペースでしか成長しないのか、しかも、政府が普通に出しているものだったら、ちょっとのろいんじゃないかと言われて。そちら様のは、たしか、それにかなり上乗せしてハイペースで成長されているから一千兆円になるのが早いんですよ。というところで、この間の参議院選もたしか党首討論等が行われていたと思いますが。

ただ、御党様と思いが同じなのは、やはり、名目で伸びていくGDPという頭に日本中が切り替わっていないところは大きな問題があるので、それを切り替えるためには、多少、それは、一千兆円になったって生活はどう変わるのと言われるかもしれませんけれども、その意味はあるなと思って、その思いは今でも変わっておりませんが、現在、高市内閣で財務大臣の責を負っておりまして、責任ある積極財政という考えの下、たった今、閣議が終わりまして、経済対策を決定いたしましたけれども、まさに日本の供給構造を強化して成長率を高める、しっかりと高い成長率を名目で目指していく、所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がるような好循環を実現するということが、強い経済という今回の経済対策のタイトルにもなっていくわけでございますから、その意味では当然、GDP一千兆円になっていく流れは同じ流れでございますので、その意味では変わっていないということでございます。

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