五十嵐徹人国土交通省鉄道局長

2025年11月21日・第219回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 207 発言)

お答えいたします。

JR北海道は北海道において基幹的な公共交通サービスを提供しており、その持続的な経営の自立は地域の経済や生活の維持発展のために必要不可欠である一方、人口減少や他の交通手段の発達に伴う輸送人員の減少などにより、長らく厳しい経営環境に置かれております。

こうした中で、JR北海道は、国からの監督命令を受け、令和八年度末までを期間とする現行の中期経営計画に基づいて、鉄道事業の収益増加やホテル、不動産等の非鉄事業の強化等の経営改善の取組を進めているところでございます。

具体的には、鉄道事業におきましては、観光列車の集客促進やインバウンド需要の取組、イールドマネジメントシステムによる収益力向上の施策などに取り組んでおるところでございます。

また、鉄道以外の分野、非鉄道事業につきましては、沿線地域での分譲、賃貸マンションの開発、駅の高架下における商業事業の拡充、インバウンド客向けホテル事業展開なども進めているところでございます。

委員から御指摘がございましたいわゆる黄線区の事業の抜本的改善方策につきましては、先ほども答弁申し上げたことも含めて、線区ごとの利用特性や各地域の実情に応じて検討していくものと考えているところでございますが、この線区ごとの取組は、今ほど答弁した鉄道事業全体の収支を改善する話と、鉄道事業以外でも収支を改善する事柄の一つのアイテムとして、JR北海道の鉄道事業全体の収支改善にとっても重要な課題であるというふうに認識をしておりまして、同社の持続可能な経営の観点からも議論を深めていくことも必要ではないかというふうに考えているところでございます。

国土交通省といたしましても、JR北海道に対しまして、経営自立に向けて引き続き支援を行うとともに、適切に指導監督をしてまいる所存でございます。

以上でございます。

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