許斐亮太郎 (国民民主党)

2025年12月8日・第219回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 131 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

平和に関するお言葉、ありがとうございます。

今では動画の改ざんも簡単です。また、ゼロから動画を作り出すことも可能になっています。特に、戦争関連の動画はプロパガンダに利用されるおそれがあります。正しい歴史をつないでいく、その取組に政府一丸となって取り組んでいってほしいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

続きまして、普天間基地代替施設、いわゆる辺野古基地についての質問です。

今年の一月から大浦湾側の埋立工事が始まりましたが、工事の遅れが懸念されます。船を使ったサンド・コンパクション・パイル工法によるくい打ちが今年に入ってから始まりましたが、今年一月の本特別委員会の質疑で私が指摘したとおり、やはり波や風の影響を避けて五か月ほど稼働していません。

結局、予定されている四万七千本のくいのうち、一年かけて僅か二千九百十本しか進んでいません。このままだと、単純に四万七千割る二千九百十、単純計算ですが、最初の地盤工事だけ、地盤改良だけで十六年かかります。このままでは、政府が考えている八年後の二〇三三年の完成、そして二〇三六年のアメリカ側への引渡しに間に合わないのではないでしょうか。

しかも、工事の遅れの懸念だけではありません。予算面でも深刻な状況にあります。総工費は九千三百億円の予定となっていますが、そのうち令和六年度末で既に六千四百八十三億円使っています。最近では一年に一千億円のペースで増えています。

今後、予定どおりにいってもあと八年。当初の予算の九千三百億円はオーバーする、一兆円は優に超えていくのではないかと私は思っています。多額の予算を投じて先の見えない工事を進めることは、沖縄県民はもちろんのこと、国民に対しても不誠実であると言わざるを得ません。

そこで、二点質問です。国民への説明責任の観点から、辺野古基地の進捗状況についての政府の現状認識と、これを踏まえた上での完成時期の見通しについてお伺いします。加えて、物価の高騰、人件費の上昇もあります、今まさに総工費の見直しについて国民に明らかにする時期に来ていると思いますが、この九千三百億円という試算に変更はないのでしょうか、政府の見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。

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