許斐亮太郎 (国民民主党)

2025年12月8日・第219回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 129 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

国民民主党・無所属クラブ、二月七日、北方領土の日生まれの許斐亮太郎です。

本日は、質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。

黄川田大臣、茂木大臣、そして宮崎副大臣、御就任おめでとうございます。関係省庁の皆様、本日はよろしくお願い申し上げます。

それでは、質問に入りたいと思います。

沖縄の特殊事情、北方領土問題などの国家主権の問題は、さきの戦争から続いています。しかしながら、私は、黄川田大臣の今回の所信発言において、戦後、平和というメッセージが少ないという印象を受けました。そこで、沖縄戦の悲劇や北方領土の問題についてどのように今後継承していくのか、お伺いしたいと思います。

資料の一を御覧ください。私は、NHKの元カメラマンです。沖縄放送局では、沖縄戦の番組を作りました。沖縄戦で少年兵として戦った男性の証言を基に、アニメを組み合わせた番組にしました。

戦後八十年を迎えて、今では、表現の自由の下、加えて時代考証の下で、様々な手法を用いて戦争が語られています。その一方で不安があります。SNSや動画サイトで、例えば沖縄戦、映像、AI、これで検索すると、元の沖縄戦の写真や映像を基にした作品がたくさん出てきます。一枚の写真から前後の物語を創作して動画を作ったものなど、一次資料である写真があたかも初めから動画であったようなクオリティーに仕上がっています。

資料二は、日本経済新聞からの引用です。沖縄県公文書館所蔵の写真からAIによる動画を作り出して、それに対して、沖縄県公文書館の職員や戦争体験者の感想も述べられています。

今、沖縄戦を記録した様々な資料を基にした映像、創作物が次々と作られています。繰り返しますが、表現の自由の下で沖縄戦を表現するという点では理解いたします。しかし、一方で、戦争の実相がゆがめられたまま独り歩きするおそれも感じています。

そこで、黄川田大臣に質問です。

戦後八十年を迎えて、当時を知る人がいなくなる中で、今、AI時代を迎えています。国内にある様々な写真や映像そして資料、さらに戦後の体験者の証言など、一次資料、いわゆる原本をしっかりと保護していくことが課題だと私は思います。そして何より戦争と戦後の歴史を風化させずに正確に次世代に伝えることが必要になっていますが、大臣の考えをお伺いいたします。よろしくお願いします。

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