小宮山涼一東京大学大学院工学系研究科附属レジリエンス工学研究センター教授

2025年2月5日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 90 発言)

大変重要な御質問をいただきまして、ありがとうございました。

現在、データセンター、半導体工場、やはり日本の今後の成長分野と期待される伸びるところの電力供給というのは、やはり確実に安定供給を徹底するということは大事な視点だと、私も賛同いたすところであります。

そうした中で、自由化の問題でございます。私の認識といたしましては、恐らくアメリカで自由化が世界的にもまず始まったと。当時の恐らくアメリカというのは、需要に対して供給が豊富にあったと。供給が豊富にあるので、やはり需要に合わせてスリム化することでコストの低減を図ると、そうした思想で自由化というのはやはり電力の分野でも導入されたというふうに認識しております。

そうしたことを踏まえますと、やはりある程度供給がある中で自由化を進めることでコストの低下を図れるわけですけれども、供給のないところで自由化を導入することで、やはり安定供給、また電力価格の低減が図れるかどうか、その点がやはり大事な、今後検証等を進める一つの大事なポイントだというふうに思っております。

しかしながら、恐らく、自由化の中でもやはり安定供給を図れる恐らく政策やツールはあるのではないかとも一方で思っております。例えば、電源、発電に対する投資、投資の回収をですね、より予見性を高める政策なりルールなり、やはりあるように認識しております。

例えば、CfDと呼ばれるようなやはり差額については後でしっかり補填するといった、やはり市場の自由化の中でも電源安定供給を高めるこれ施策というのは恐らくあるというふうに認識しておりますので、その点、今後検討が進められれば、より日本、自由化の中で安定供給、やはり両立しながら、自由化と安定供給を両立しながら、日本の供給力を高めることも恐らく可能なのではないかというふうに認識しております。

以上でございます。

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