成瀬道紀株式会社日本総合研究所調査部主任研究員

2025年3月13日・第217回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 47 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

まず、OTC類似薬の中にはOTC医薬品にない成分もたくさんあるじゃないかということなんですけれども、ただ、考え方からすると、あくまでリスクが低い有効成分であるということが、処方箋医薬品かどうかということで処方箋医薬品でないということは相対的にリスクが低い医薬品と考えられているということはまず申し上げておきたいと思います。

それから、なぜOTC医薬品にない成分があるかというと、やはり我が国では余りセルフメディケーションが進んでいないものですから、OTC医薬品として開発してもなかなか製薬企業が採算が取れないという状況があって、OTC医薬品として出てこない成分もたくさんあるという状況がございます。ですので、必ずしもOTC類似薬はOTC医薬品よりもリスクが高いということではないというふうに思います。

そうしたことから考えますと、薬害の責任というと、法律的にどうなるのかという部分、私も十分勉強していない部分があるんですが、専門家として適正な常識的な判断を行ったのであればそれ以上の責任が問われるというものではないのだろうかと考えますが、ここはちょっと法律の専門家の方等と御議論いただく必要があるかと思います。

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