石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年5月19日・第217回国会 参議院 予算委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 28 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

それは、どういう方に対してそういう補償を行うかという議論をきちんと詰めていかなければなりません。確かに資材も高騰しています、肥料もそうです、それはそのとおりです。であるからしてコストを下げる、そういうような要素は全くないというふうに断ずるべきだと私は思っておりません。

いかにして大規模化をしていくか、いかにして機械の共同利用を進めていくか、一生懸命コストを下げていく、米の値段は供給が増えるから下がる、一生懸命努力をしてコストを下げていった方々に対して、それは、補償を行うという考え方は、それは私は成り立ち得るものだと思っております。

のべつ幕なしに全て補償するという考え方は、全ての再生産を可能にするということになります。それは本当に米作りを強くすることになるだろうかということであります。本当に努力をしてコストを下げられた方、あるいは単収を上げる努力をされてこられた方、いかにして食味を上げていくかという努力をされた方々がそれにふさわしい、あるいは農業経営が行き詰まることがないような、そういうような支払、補償を行っていくということは、私はそれはもう認められるべきことではないかと考えておりますが。

この問題の根本は、いかなる方の再生産を可能にするかということ、そして価格弾力性が小さいという米の商品特性をどう考えるかということ、この二つを両立させて解を見出していかねばならないものでございまして、私は所得補償を否定しているものでは全くございません。どういう方々に対して納税者のお金を使って補償していくということがこれから先の日本の農業の可能性を広げることになるかということについて徹底した議論を行うと、今がその機会だと私は考えておるところでございます。

前後のやりとり

24の発言を見る

32の発言を見る