石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月17日・第217回国会 参議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 194 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 386 発言)

済みません。専門的な分野を含みますので、少し答弁書を読む形になりますが、御容赦ください。

令和八年度の設置に向けて防災庁の準備を進めておるところでございますが、ここにおきまして、専任の大臣、十分な数の災害対応エキスパートを置きまして、平時における防災業務の企画立案及び全国的な調整、大規模災害発生時における政府の統一的な災害対応ということを担うわけでございまして、これが委員御指摘の司令塔としての役割を担うことになると考えております。人工衛星などの宇宙技術の活用につきましても、この防災庁の司令塔機能を存分に生かすように、これから先よく検討を重ねてまいります。

官民の多種多様な衛星を利用して、斜面崩壊、地盤沈下といった広域の被災状況を一元的に把握することは極めて重要でございまして、昨年の日向灘の地震、能登半島豪雨、大船渡の火災などでも試験運用を行っておるところでございます。令和七年度からの実用化が既に予定をされておりますが、運用開始後も、防災庁の積極的な関与の下、システム面、運用面において不断の改善を図り、災害対応における人工衛星画像の効果的な活用、これは委員が御指摘になっておられましたが、日本版災害チャータというものになるのだろうと思っております。

また、このユーザーとなります国の機関、自治体、民間のインフラ事業者の皆様方がこの技術を使いこなせなければどうにもなりませんです。委員の御提案も参考とさせていただいて、この衛星画像というのはどう読むのかというのがすごく難しくて、私は、防衛庁、防衛省におりました頃に、これ一体どうやって読むんだと、撮像はできるのですが、これ一体何みたいなことを理解するためにはかなりの熟練を要するところでございます。そのようなことも踏まえまして、ユーザー側におけるノウハウの蓄積にも努めてまいらなければなりません。

現在、政府におきましては、内閣府特命担当の城内大臣の下、防災・減災の分野も含めまして、民間衛星事業者等のデータの積極的な利活用に向けて取り組んでおるところでございまして、政府調達の可能性につきましても、宇宙政策担当の城内大臣の下で積極的に検討を行い、更なる利用拡大に向けて努力をいたしたいと思っております。

ですから、民間衛星の撮像と我々が持っております情報衛星、このうまくバランスを取っていかなければなりません。どの時間のどの映像かということは極めて重要でございますので、その密度を上げていくということが極めて重要だと認識をいたしておるところでございます。

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