公明党の平木大作でございます。
先週、ニューヨークで行われました、ニューヨークの国連本部で行われました核兵器禁止条約の第三回締約国会議、行かせていただきました。総理、私、行って本当によかったと思っているんです。やっぱり現場に行かないと分からないもの、たくさんございました。
何よりも、この会議の中で、核に対する大変な危機感に、ある意味、多くの方がつき動かされて議論に臨まれているということを特に強く感じたわけであります。まず何よりも、この核自体が、核兵器自体が使われてしまうかもしれないという、いわゆる核のタブーと言われるものが破られてしまうかもしれないというこの一つリスク。そしてもう一つは、今NPTを基軸にいたしまして、そのほかに、いわゆる米ロの中でのいわゆる核を管理する、あるいは軍縮していくための枠組みがあるわけですが、これが今揺らいでいるんじゃないかという、このいわゆる核の秩序に対する、なくなってしまうんじゃないかという危機感。この二つの危機感に大きく揺り動かされている、これがすごくよく伝わってまいりました。
そして同時に、現地に行きましてやはり多くの出会いがございました。こういう機会ですので、当然これは政府の代表の方、各国の政治家もいらしていましたけれども、同時に、この有識者の方あるいはこの市民活動の、市民運動をされている皆さん、市民社会の皆さんも結集をされて、本当に様々出会いがありました。
これ、お一人お一人の出会いというものは本当に印象的なんですけれども、とりわけ私とても強く印象に残りましたのが仏領ポリネシアから参加をされていた国会議員の方でありました。この方ですね、御自身もタヒチで核実験の中で被曝をされていまして、現在、白血病と自分も闘いながら国会議員として活動されているという方でありましたけれども、この方、実は先月、日本に初めて来日されているんですね。広島、長崎と、この平和記念資料館、原爆資料館、訪問されていまして、もう大変な衝撃を受けたということを語っていただきました。どうしてこれだけむごいことができてしまうんだということに怒りを覚え、そして同時に、見ていく中でですね、これは自分自身にも起きたことなんだみたいなことを感じるともう最後まで見れませんでしたということでありました。
ただ、この彼女が語ってくれたのが、私も本当に教えていただいたなという思いなんですけれども、結局、この展示されているもの見てですね、これ、いわゆる負の感情というんでしょうか、怒りだったり悲しみだったりというものを多くの方が感じるんだけれども、彼女いわく、この広島と長崎は、この怒りや悲しみにつながりかねないこの大きな現実を前にして、被爆の実相を前にして、広島、長崎はこれを平和のメッセージへと転換することができている、昇華させているということを指摘をしていただいて、私も本当にそのとおりだなということを感じたわけであります。
当然、これは被爆された皆様、今でもその怒りですとか悲しみですとか様々な感情を乗り越えるために大変な葛藤をされているわけでありますが、同時に、この世界のほかの誰にも同じ目には遭わせたくないという思いの中で平和への活動を展開されている。この点が日本はすばらしいんだということを御指摘いただいて、ああ、これが唯一の戦争被爆国であり、そしてある意味、広島と長崎というのは、この核の実相、被爆の実相というものが単純にきれいに陳列をされている場所じゃないんだと、これをどうやって平和への活動に、運動に転換していくのかということを提示してくれているんだということを強く感じて帰ってまいりました。
その中で、やはりこれだけの危機感なわけです。本当に核が使われてしまうかもしれない、八十年間の時を経ていよいよ使われてしまうかもしれないという大きな危機感の中で、私、このやはり被爆の実相というものを核保有国のやはり首脳にしっかり心に刻んでいただくことというのは今ほど重要なときはないというふうにも思っております。
とりわけ、これからの核の秩序ということを考えると、これ、米ロに加えて恐らく中国も、今後、この三つが大きな、三か国が大きな役割を果たしていくんでしょうけれども、この三か国の首脳、現在の首脳はいまだに一度もこれ広島、長崎訪問していただいていません。是非ともこれ、石破総理からこの首脳に対して、広島、長崎への訪問、働きかけていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
201
高橋光男(公明)
この後、女性の活躍、起業支援の強化、またジェンダーギャップの解消支援、またさらには日本の平和外交の更なる推進について取り扱わせていただく予定でしたが、残念ながら次の機会に譲らせていただくこととしまして、私の質疑を終わらせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
この発言のページ
202
鶴保庸介(自民)
以上で高橋光男君の質疑は終了いたしました。(拍手)
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203
鶴保庸介(自民)
次に、平木大作君の質疑を行います。平木大作君。
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- (上の発言)
204
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
先週、ニューヨークで行われました、ニューヨークの国連本部で行われました核兵器禁止条約の第三回締約国会議、行かせていただきました。総理、私、行って本当によかったと思っているんです。やっぱり現場に行かないと分からないもの、たくさんございました。
何よりも、この会議の中で、核に対する大変な危機感に、ある意味、多くの方がつき動かされて議論に臨まれているということを特に強く感じたわけであります。まず何よりも、この核自体が、核兵器自体が使われてしまうかもしれないという、いわゆる核のタブーと言われるものが破られてしまうかもしれないというこの一つリスク。そしてもう一つは、今NPTを基軸にいたしまして、そのほかに、いわゆる米ロの中でのいわゆる核を管理する、あるいは軍縮していくための枠組みがあるわけですが、これが今揺らいでいるんじゃないかという、このいわゆる核の秩序に対する、なくなってしまうんじゃないかという危機感。この二つの危機感に大きく揺り動かされている、これがすごくよく伝わってまいりました。
そして同時に、現地に行きましてやはり多くの出会いがございました。こういう機会ですので、当然これは政府の代表の方、各国の政治家もいらしていましたけれども、同時に、この有識者の方あるいはこの市民活動の、市民運動をされている皆さん、市民社会の皆さんも結集をされて、本当に様々出会いがありました。
これ、お一人お一人の出会いというものは本当に印象的なんですけれども、とりわけ私とても強く印象に残りましたのが仏領ポリネシアから参加をされていた国会議員の方でありました。この方ですね、御自身もタヒチで核実験の中で被曝をされていまして、現在、白血病と自分も闘いながら国会議員として活動されているという方でありましたけれども、この方、実は先月、日本に初めて来日されているんですね。広島、長崎と、この平和記念資料館、原爆資料館、訪問されていまして、もう大変な衝撃を受けたということを語っていただきました。どうしてこれだけむごいことができてしまうんだということに怒りを覚え、そして同時に、見ていく中でですね、これは自分自身にも起きたことなんだみたいなことを感じるともう最後まで見れませんでしたということでありました。
ただ、この彼女が語ってくれたのが、私も本当に教えていただいたなという思いなんですけれども、結局、この展示されているもの見てですね、これ、いわゆる負の感情というんでしょうか、怒りだったり悲しみだったりというものを多くの方が感じるんだけれども、彼女いわく、この広島と長崎は、この怒りや悲しみにつながりかねないこの大きな現実を前にして、被爆の実相を前にして、広島、長崎はこれを平和のメッセージへと転換することができている、昇華させているということを指摘をしていただいて、私も本当にそのとおりだなということを感じたわけであります。
当然、これは被爆された皆様、今でもその怒りですとか悲しみですとか様々な感情を乗り越えるために大変な葛藤をされているわけでありますが、同時に、この世界のほかの誰にも同じ目には遭わせたくないという思いの中で平和への活動を展開されている。この点が日本はすばらしいんだということを御指摘いただいて、ああ、これが唯一の戦争被爆国であり、そしてある意味、広島と長崎というのは、この核の実相、被爆の実相というものが単純にきれいに陳列をされている場所じゃないんだと、これをどうやって平和への活動に、運動に転換していくのかということを提示してくれているんだということを強く感じて帰ってまいりました。
その中で、やはりこれだけの危機感なわけです。本当に核が使われてしまうかもしれない、八十年間の時を経ていよいよ使われてしまうかもしれないという大きな危機感の中で、私、このやはり被爆の実相というものを核保有国のやはり首脳にしっかり心に刻んでいただくことというのは今ほど重要なときはないというふうにも思っております。
とりわけ、これからの核の秩序ということを考えると、これ、米ロに加えて恐らく中国も、今後、この三つが大きな、三か国が大きな役割を果たしていくんでしょうけれども、この三か国の首脳、現在の首脳はいまだに一度もこれ広島、長崎訪問していただいていません。是非ともこれ、石破総理からこの首脳に対して、広島、長崎への訪問、働きかけていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
我が日本国として外国の首脳の広島、長崎訪問は度々働きかけてきたところでございまして、本年に入りましても二月に国連総会議長、フィレモン・ヤンさんという方ですが、訪問していただきました。先週はイタリアのマッタレッラ大統領もお見えになりまして、広島を訪問をしていただきました。広島の訪問というのは多くの要人に働きかけておるところでございます。
委員御指摘になりましたように、ここ最近様子が変わってきましたのは、相互確証破壊って本当に効くのということでございます。死なばもろともみたいなことを言う国家もございまして、死なばもろともみたいなことを言われますと、相互確証…
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206
平木大作(公明)
総理から今核抑止について御言及いただきました。この後の議論でもう一回ちょっと触れておきたいと思います。
今回の第三回締約国会議の中で一つの主要なテーマが、実は核兵器禁止条約の第六条に関連をする部分でありました。いわゆる被害者に対する救済、援助ということと環境の修復というところでありまして、ここに関連して、いわゆる国際的な信託基金をつくったらどうかということが議論されておりまして、私もこれ、どんな形で設置されるのかも含めて、できた暁には日本としてこれ貢献すべき分野なんじゃないかということで、今回、ある意味そこを検証するために行ってきたというところもあるん…
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岩屋毅(自民)外務大臣
平木委員始め御党におかれては、核軍縮、核廃絶に向けて熱心にお取組をいただいていることに心から敬意を表したいと思います。
その上で、今御指摘があった核実験被害者への援助、それから環境の修復を行うことは極めて重要な取組であるというふうに思っております。我が国はかねてから、例えばカザフスタン、ここではもう大変な数の核実験が行われてきたわけでございますが、この地域における医療機材整備や地域医療の改善の支援、また無償資金協力や技術協力といった我が国の政府開発援助の枠組みなどを活用しながら、核実験被害国における支援を積極的に行ってきております。
これからの枠組み…
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