高額療養費の件もあります。予算も修正するという話もあります。そして、先ほども述べたように、有識者の中でも、これはおかしいよねという話がたくさんあります。それをしっかりと受け止めていただいて、総理も御認識いただいて、この要件に関しては、本当、逆に現場が混乱しますから、しっかりと現場の声聞いてくださりますようにお願いを申し上げたいと思います。
ちょっと時間がないので次の方に行きたいと思いますが、資料九、パネルにも用意しましたが、この深刻な保育士不足というのは相変わらずでございます。
保育士の求人倍率の推移ですね、一時期良くなるかなと思ったんですけど、また最近、保育士不足の傾向が進んでおります。最新の数字は三・五倍ということで、例えば、一つの保育園で一月ぐらいに新しく三人保育士を募集しましょうといっても、ここに一人来るかどうかといったような状態がずっと続いています。ぎりぎりの状態で続けざるを得ません。
学校の教員というのは、今、採用倍率が二倍、三倍切った、どうしよう、質がという話がありますけれども、採用倍率とこの有効求人倍率は逆数の関係でありますので、採用倍率でいうと〇・三倍なんですね。希望者が多い場合にはそこから選抜するということができますけれども、保育士は逆なんです。一人しか、三人募集して一人しか来ないので、これ自動的に採用です。このような状況というのは、想像していただければ分かると思いますけれども、保育の質にも大きく影響をしてきます。
委員の皆様には、資料十一。
はじめの百か月の育ちビジョン、これ閣議決定をされました。これを策定された玉川大学の教育学部教授大豆生田啓友先生も、これからも保育の場はとても大事になると思います、小さい年齢から長時間を保育の場で過ごすわけです、その子供がまさに未来を担う存在となります、そこで良質な保育を受けられることは、今、子供たちが幸せということに加えて、この国や社会の未来につながります、保育士はそういう大事な仕事を日々されているんだということを社会全体で理解して、保育士へのリスペクトということがもっと進むといいなと思っていますというふうに述べています。まさにそうなんですね。
これ、テレビ見られている方も、なかなか保育士の仕事、ひょっとすると、子供と遊んでいると思っている方がまだいらっしゃるかもしれない。しかし、大きく昔からは変わってきました。今は保護者支援も一つの大きな仕事です。これ、お迎えにいらっしゃるタイミングを見計らって日常的にコミュニケーションを親御さんと取って、そして、保育所は教科書ありませんからね、本当に様々な環境で、本当、個人個人のスキルに頼るところが多いわけです。経験で毎日子供と接するわけです。トイレトレーニング、箸の上げ下ろし、小学校に上がる準備もする。一方で、土曜出勤、保育所自体に長期休暇もありません。春休み、夏休み、冬休み、ありません。今時期は、卒園式の準備、新年度の準備。三月三十一日の夜は大変です。夜、最後の子供が帰ってから、夜を徹して次の朝までに次のクラスの準備をします。そんな状態なんですね。
ただ、幸せを感じることもあります。やりがいもあります。だから続けられているんです。でも、これにも限界があります。公定価格、一応上がっています。でも、結果が出ていません。そして、相変わらず全職種の平均賃金には届いていません。本当にこのやりがい搾取、これもう、そろそろやめませんか。
じゃ、一方で、保育所の経営に何が負担になっているのか。人件費、正確にはこの人材獲得に対する業者の手数料なんですね。厚生労働省からデータが手に入るここ十年のデータを並べてみました。委員の皆様にはそのままの数字も渡してあります、資料十二です。パネル六枚目をお願いします。
これ、よく有料職業紹介事業所である医師や看護師、介護、教育、一般事務、並べてみました。平成二十六年を一〇〇にして並べてみると、保育士、十年前の約二十倍なんですね。まあ求職なので、あくまでもこれからマッチングなんですけれども、しかしながら、保育士、働いている保育士、今全国で六十数万人ですので、すごい割合です、二十数万件。マッチングすると、これ大体、手数料今三〇%ぐらいだそうです。三百数十万円、年収三百数十万円の保育士とすると百万円、これを保育所が支払います。もちろん、保育士は一人ではないので、園によっては数人、この手数料が今保育所の負担になっているんですね。
NHK、二〇二二年の記事ですけれども、資料十四、手数料が重いと七割の保育所が答えている。
手数料の負担は当然保育所の経営を圧迫します。公定価格がアップしても、保育園の方にお金が流れても、これ栓が抜けている状態なんですよ。保育士には反映されにくいということになります。これに関してどう思われますでしょうか。
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
先ほど来お話しさせていただいておりますように、やはり多くの保育人材が必要であり、その確保が課題となる中では、まず保育の質の向上の観点、人材不足の中で持続可能な改善を図るために、職員の処遇改善、職場環境改善を進めている施設を対象として措置することとしたものであります。
全体の保育士の方の数というのが限られる中で、現場の混乱を防ぐということも私は大切だと思いますし、また、様々な意見があると思います、委員御指摘のようにですね。そうした御意見もあると同時に、もちろん、若くても優秀な方、当然いらっしゃいます。そして、ベテランでいろいろな研修を多く重ねている経験豊…
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奥村政佳(立憲)
質の向上という話を何回もされていますけれども、やはりこれ、しっかりとエビデンスを見てやった方がいいと思うんですね。
先ほど総理もおっしゃいました、潜在保育士たくさんいます。この(3)の要件があると、現場、逆に混乱するんですよ。じゃ、保育士やりたいですと入ってきても、あなたが入ってきたらこの保育所、平均経験年数が十年下回ってしまうのでちょっとお断りしますとか、これ、新しく職員募集するときにも、いろいろ計算すると、三年以上かな、五年以上かな、いや、新人無理だな、そういうことが起こってしまうんですね。それも踏まえて、これやっぱりおかしいと思います。
まだ今…
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
繰り返しで恐縮ですが、委員がおっしゃるように様々な考え方があると思います。しかしながら、まずはこの形で、令和七年度からこの加算という形で着実に実施して、その実施状況を見て配置の状況等を検討してまいりたいと思います。
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- (上の発言)
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奥村政佳(立憲)
高額療養費の件もあります。予算も修正するという話もあります。そして、先ほども述べたように、有識者の中でも、これはおかしいよねという話がたくさんあります。それをしっかりと受け止めていただいて、総理も御認識いただいて、この要件に関しては、本当、逆に現場が混乱しますから、しっかりと現場の声聞いてくださりますようにお願いを申し上げたいと思います。
ちょっと時間がないので次の方に行きたいと思いますが、資料九、パネルにも用意しましたが、この深刻な保育士不足というのは相変わらずでございます。
保育士の求人倍率の推移ですね、一時期良くなるかなと思ったんですけど、また最近、保育士不足の傾向が進んでおります。最新の数字は三・五倍ということで、例えば、一つの保育園で一月ぐらいに新しく三人保育士を募集しましょうといっても、ここに一人来るかどうかといったような状態がずっと続いています。ぎりぎりの状態で続けざるを得ません。
学校の教員というのは、今、採用倍率が二倍、三倍切った、どうしよう、質がという話がありますけれども、採用倍率とこの有効求人倍率は逆数の関係でありますので、採用倍率でいうと〇・三倍なんですね。希望者が多い場合にはそこから選抜するということができますけれども、保育士は逆なんです。一人しか、三人募集して一人しか来ないので、これ自動的に採用です。このような状況というのは、想像していただければ分かると思いますけれども、保育の質にも大きく影響をしてきます。
委員の皆様には、資料十一。
はじめの百か月の育ちビジョン、これ閣議決定をされました。これを策定された玉川大学の教育学部教授大豆生田啓友先生も、これからも保育の場はとても大事になると思います、小さい年齢から長時間を保育の場で過ごすわけです、その子供がまさに未来を担う存在となります、そこで良質な保育を受けられることは、今、子供たちが幸せということに加えて、この国や社会の未来につながります、保育士はそういう大事な仕事を日々されているんだということを社会全体で理解して、保育士へのリスペクトということがもっと進むといいなと思っていますというふうに述べています。まさにそうなんですね。
これ、テレビ見られている方も、なかなか保育士の仕事、ひょっとすると、子供と遊んでいると思っている方がまだいらっしゃるかもしれない。しかし、大きく昔からは変わってきました。今は保護者支援も一つの大きな仕事です。これ、お迎えにいらっしゃるタイミングを見計らって日常的にコミュニケーションを親御さんと取って、そして、保育所は教科書ありませんからね、本当に様々な環境で、本当、個人個人のスキルに頼るところが多いわけです。経験で毎日子供と接するわけです。トイレトレーニング、箸の上げ下ろし、小学校に上がる準備もする。一方で、土曜出勤、保育所自体に長期休暇もありません。春休み、夏休み、冬休み、ありません。今時期は、卒園式の準備、新年度の準備。三月三十一日の夜は大変です。夜、最後の子供が帰ってから、夜を徹して次の朝までに次のクラスの準備をします。そんな状態なんですね。
ただ、幸せを感じることもあります。やりがいもあります。だから続けられているんです。でも、これにも限界があります。公定価格、一応上がっています。でも、結果が出ていません。そして、相変わらず全職種の平均賃金には届いていません。本当にこのやりがい搾取、これもう、そろそろやめませんか。
じゃ、一方で、保育所の経営に何が負担になっているのか。人件費、正確にはこの人材獲得に対する業者の手数料なんですね。厚生労働省からデータが手に入るここ十年のデータを並べてみました。委員の皆様にはそのままの数字も渡してあります、資料十二です。パネル六枚目をお願いします。
これ、よく有料職業紹介事業所である医師や看護師、介護、教育、一般事務、並べてみました。平成二十六年を一〇〇にして並べてみると、保育士、十年前の約二十倍なんですね。まあ求職なので、あくまでもこれからマッチングなんですけれども、しかしながら、保育士、働いている保育士、今全国で六十数万人ですので、すごい割合です、二十数万件。マッチングすると、これ大体、手数料今三〇%ぐらいだそうです。三百数十万円、年収三百数十万円の保育士とすると百万円、これを保育所が支払います。もちろん、保育士は一人ではないので、園によっては数人、この手数料が今保育所の負担になっているんですね。
NHK、二〇二二年の記事ですけれども、資料十四、手数料が重いと七割の保育所が答えている。
手数料の負担は当然保育所の経営を圧迫します。公定価格がアップしても、保育園の方にお金が流れても、これ栓が抜けている状態なんですよ。保育士には反映されにくいということになります。これに関してどう思われますでしょうか。
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三原じゅん子(自民)内閣府特命担当大臣(こども政策・少子化対策・若者活躍・男女共同参画・共生・共助)
御指摘のとおり、保育士の確保に当たり、多くの保育所が有料職業紹介事業所、事業者を活用されているというふうに認識をしております。
そして、この有料職業紹介事業者の紹介手数料をめぐる課題につきましては、所管する厚生労働省におきましても、お祝い金、転職勧奨禁止の実効性確保や、職種ごとの紹介手数料実績の見える化、丁寧なマッチングを行う事業者を認定する適正事業者認定制度の取組等、保育分野も含めて様々な取組を実施していると承知をしております。
こども家庭庁としても、人材紹介業を所管する厚生労働省と連名して、この保育事業者が有料職業紹介事業者を利用する際の留意点や…
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奥村政佳(立憲)
今、保育士・保育所支援センターの話出てきましたけれども、これ質問しようと思っていたんですけど、こちらで調べたので、このまま申し上げます。
今、全国で七十五か所あります。令和五年度、マッチングの実績四千五百九十七件、一か所年間六十人なんですね。一週間に大体一か所のセンターで一人ぐらいですよ。これちょっと本当に焼け石に水で、これじゃとても間に合わないと思いますし、費用対効果も計算してほしいと思いますし、これもっとしっかりとやらないと抜本的には解決しないと思います。
総理、これ、この悪循環を断ち切らないと駄目なんですよ。抜本的に保育士の待遇を上げる工夫をす…
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石破茂(自民)内閣総理大臣
保育士などにつきまして、令和六年度補正予算で一〇%を上回る大幅な処遇改善を実施したところでございます。
令和七年度予算案でもこれを反映しておりまして、仮にそれぞれの現場でこの水準の賃上げが行われました場合には、平均賃金を用いて機械的に計算をすると三万円を超える改善になるというふうに私どもとしては考えております。これを含めまして、平成二十五年度以降では累計で約三四%の改善ということは行われてきておるわけでございます。
保育の質の向上や現場の負担軽減のため、四、五歳児、一歳児の職員配置の改善も行っておるところでございます。あるいは、保育現場にICTを導入…
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