井村辰二郎公益社団法人日本農業法人協会副会長理事/アジア農業株式会社代表取締役/株式会社金沢大地代表取締役

2025年6月5日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 101 発言)

まず、最初の指標ができたことはあるんだけれども、実際、農家によってはそれよりコストが上だったりとか下だったりするケースがあるんじゃないかということで、全くそのとおりだと思っていまして、地域によって、規模によって、やっぱり生産者の差っていうのは出ると思うんですね。でも、それは指標があってもなくても出ていることで、逆に指標ができることによって、私たち生産者はその指標を参考にして、ああ、周りはこれに近い価格でやっているんだったらもうちょっと経営努力をしなければいけないなとか、そういうことも生まれてくるのかなと思っていまして、ずっとポジティブなんですけど、指標自体にはポジティブに捉えています。

それと、この上がったり下がったりというところは、これはやっぱり基本は需要と供給のバランスで価格が決まるというのは、これは農業者も理解しているので、豊作でたくさん取れればある程度下がるだろうし、逆に高くなるケースもあるんだと思うんですけれども、ここまでをその指標によってやっぱりコントロールすることは当然私たちはできないと思っています。

ただ、先ほども言うように、そんなにすごい豊作でもないにかかわらず、コスト割れしたような価格で当然のように売ってくださいというような、そういうバイイングパワーみたいなものに対しては、いや、これはこれぐらい掛かっていて、私たちがこれを作るには、再生産し続け、持続可能な経営体であるためにはできないんですよということをちゃんと交渉できるための指標というふうに捉えています。

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