江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月13日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

短く答えるのは大変難しいですが、今現実を見て、耕作面積は減る一方、基幹的農業従事者は減る一方、平均年齢は上がる一方、新規就農支援事業は一生懸命やっておりますが、なかなか農業者の方々が、若い方々が農業に夢を持ってもらえない。そして、農家の方々の間を歩くと、苦しいという声が大宗を占める。まあ、非常にもうかっている人もいますよ。いますけれども、苦しいということを訴える方も多数いらっしゃる。

こういう環境の中で、こういう状況の中で、じゃ、この農林水産業というものが将来に持続性を保てるのかということを考えると、なかなか難しいと思います。ですから、これが悪い、あれが悪い、ここが問題だ、この政策が悪かったというふうに一つ一つをあげつらうつもりはありませんが、それぞれ、私の先輩も含めて、その時代に即応するために一生懸命農政に取り組んできました。それは、与党も野党の先生もみんな一緒にやってきたことだろうと思います。

しかし、現実はどうなんだということを考えると、五年先に、じゃ、平均年齢がこのまま上がっていったらどうなるんだと。面積が本当に、三十万人になっちゃって、本当に、食料自給率を今度の基本計画でもちゃんと書かなきゃなりませんが、そんなことを目標に立てて大丈夫なのかということを考えると、大転換をしないとこれは難しいだろうというふうに私は考えたわけでございます。

ですから、私のような者で全てこれまでの政策をガラガラポンすることができると思っておりません。農政には連続性が求められます。猫の目農政は必ず批判を受けます。やはり、連続性を保ちながら、農家の方々の御理解もいただきながら、そして今回の価格転嫁の法律のようにもう日本人全体でこの農業を考えられるような農政改革ができればそれが理想の形ですけれども、なかなかそこにたどり着けるかどうか分かりませんが、先生方のお力も貸していただきたいというふうに思っているところでございます。

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