日本維新の会の片山大介です。
私は、AI推進法案に賛成の立場から討論します。
今回の法案は、イノベーションの促進とリスクへの対応など、変化の激しい、先の見えないAIの技術に対するガバナンスに日本が初めて取り組む法案で、意義のある法案だと思います。
ただ、今回のこの法案は、あくまでもAIに対する枠組みでしかありません。これからの執行や運用において臨機応変に対応していけるかが重要になってきます。
そのために必要なことは、まず、法成立後に策定される基本計画や指針、ガイドラインにおいてしっかりとビジョンを示すことです。我々はAIを活用してどのような社会を目指していくのか、そのためにAIは具体的にどのように使われ、それにはどのようなメリットがあり、リスクはどのように抑制させるかのビジョンです。予測が難しい技術であるからこそ、ビジョンを描く必要があります。
もう一つは、AIに対するリスクへの評価です。
AIの性能が高まったこと、安価や無料で誰でも使用できること、そしてオープンソースのAIも多数あることから、誰でも高性能なAIの使用が可能になり、AIを悪用した犯罪の増加や巧妙化が懸念されています。それは、偏見や差別的な情報の出力を始め、偽情報の流布、さらには武器や兵器開発のAI利用など安全保障面にまで及びます。このようなAIに関する多様なリスクをリストアップした上で評価し、そしてしっかりと対応してほしいと思います。
日本のAI活用が遅れている背景には、日本人の持つ慎重さのゆえ、AIに対する不安感があると言われ、それを払拭するためにも必要です。想定されるリスクをリストアップし、可能な法令やガイドラインを適用する、それ以外に対しては今回の法案を活用してほしい、そう思います。
今後、普及が進むと見られる自律的にタスクを実行して問題を解決するエージェントAIを始め、AIが高性能化すればするほど、そして、AIへの依存度が高まれば高まるほど、社会への影響は大きくなります。それだけに、AIによる誤判断やAIと人間との意見対立など、予測不能の事態が起こるおそれもあります。近い将来は、人間の能力を超えるASI、人工超知能が実現する時代も訪れます。先が見えないため、完璧な解は誰にも分かりません。
だからこそ、前例にとらわれることなく迅速に対応する、そしてその結果を予測し迅速に修正していく、今回の法案によってそうした対応が可能になり、日本の英知が集約されていくことを期待して、賛成討論とさせていただきます。
213
井上哲士(共産)
私は、日本共産党を代表して、AI推進法案に対し、反対の討論を行います。
急速に発展するAIは、多分野で深刻な問題を引き起こしています。大量の個人情報の収集、分析、漏えいによるプライバシー権の侵害、学習データによっては間違いや偏った判断を下すAIが人間にもたらす差別や不利益、著作権などの知的財産権の侵害、偽情報、誤情報の流通、選挙や世論誘導、軍事利用、大量の電力消費による地球温暖化への悪影響などです。
今必要なのは、AIの発展に遅れることなく、予防的な観点も含めて、権利保護の強化やリスクに応じた規制を行うことです。AIに関する意識調査を見ても、現状はA…
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214
木戸口英司(立憲)
立憲民主・社民・無所属の木戸口英司です。
会派を代表して、人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律案に対し、賛成の立場から討論を行います。
AIは、我が国が抱える人口減少などの社会課題の解決や経済の活性化につながる可能性を秘めており、その研究開発、活用を進めることは、我が国の持続的な経済成長と国際競争力強化にとって極めて重要であると認識しております。
一方で、AIの研究開発、活用をめぐっては、ディープフェイクポルノの生成、バイアスによる差別や偏見の助長、個人情報の不正な取扱い、軍事利用の危険性、雇用に与える影響など様々なリスクが指摘され…
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215
大島九州男(れいわ)
れいわ新選組を代表し、いわゆるAI推進法案について、反対の立場から討論を行います。
反対の第一の理由は、人工知能戦略本部が政府の思惑どおりに機能し、我が国がAIで米中に肩を並べるようになることが、残念ながらイメージできないからです。
本法律案では、内閣に人工知能戦略本部を置くと規定し、内閣総理大臣を本部長として、全ての閣僚を本部員にすることになっています。しかしながら、これは最近の常套手段であり、単に内閣府を肥大化させるだけではないかと感じます。確かにAIは多くの分野にまたがるので、内閣総理大臣を本部長として、全ての閣僚を本部員という形は理解できなく…
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- (上の発言)
216
片山大介(維新)
日本維新の会の片山大介です。
私は、AI推進法案に賛成の立場から討論します。
今回の法案は、イノベーションの促進とリスクへの対応など、変化の激しい、先の見えないAIの技術に対するガバナンスに日本が初めて取り組む法案で、意義のある法案だと思います。
ただ、今回のこの法案は、あくまでもAIに対する枠組みでしかありません。これからの執行や運用において臨機応変に対応していけるかが重要になってきます。
そのために必要なことは、まず、法成立後に策定される基本計画や指針、ガイドラインにおいてしっかりとビジョンを示すことです。我々はAIを活用してどのような社会を目指していくのか、そのためにAIは具体的にどのように使われ、それにはどのようなメリットがあり、リスクはどのように抑制させるかのビジョンです。予測が難しい技術であるからこそ、ビジョンを描く必要があります。
もう一つは、AIに対するリスクへの評価です。
AIの性能が高まったこと、安価や無料で誰でも使用できること、そしてオープンソースのAIも多数あることから、誰でも高性能なAIの使用が可能になり、AIを悪用した犯罪の増加や巧妙化が懸念されています。それは、偏見や差別的な情報の出力を始め、偽情報の流布、さらには武器や兵器開発のAI利用など安全保障面にまで及びます。このようなAIに関する多様なリスクをリストアップした上で評価し、そしてしっかりと対応してほしいと思います。
日本のAI活用が遅れている背景には、日本人の持つ慎重さのゆえ、AIに対する不安感があると言われ、それを払拭するためにも必要です。想定されるリスクをリストアップし、可能な法令やガイドラインを適用する、それ以外に対しては今回の法案を活用してほしい、そう思います。
今後、普及が進むと見られる自律的にタスクを実行して問題を解決するエージェントAIを始め、AIが高性能化すればするほど、そして、AIへの依存度が高まれば高まるほど、社会への影響は大きくなります。それだけに、AIによる誤判断やAIと人間との意見対立など、予測不能の事態が起こるおそれもあります。近い将来は、人間の能力を超えるASI、人工超知能が実現する時代も訪れます。先が見えないため、完璧な解は誰にも分かりません。
だからこそ、前例にとらわれることなく迅速に対応する、そしてその結果を予測し迅速に修正していく、今回の法案によってそうした対応が可能になり、日本の英知が集約されていくことを期待して、賛成討論とさせていただきます。
217
竹詰仁(国民)
国民民主党・新緑風会を代表して、いわゆるAI推進法案について賛成の立場から討論をいたします。
AI技術は急速な進化を遂げており、社会構造や我々の日常生活に既に変化をもたらし、今後、更に大きな変化を生み出すことは確実になっています。AIの活用は、産業の生産性を飛躍的に高め、経済成長の強力な起爆剤となるだけでなく、少子高齢化による労働力不足といった我が国が抱える構造的な課題の解決にも有効です。我が国が国際社会で競争力を維持拡大していくためには、AIの研究開発と活用を最重要課題として位置付け、推進していくことが極めて重要となります。本法案がAI推進法案と言わ…
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218
和田政宗(自民)
他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律案に賛成の方の挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
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219
和田政宗(自民)
多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
この際、石垣さんから発言を求められておりますので、これを許します。石垣のりこさん。
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