村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長

2025年5月22日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 100 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)

まず、一点目の国際協力に対してできるのかというのは、恐らく本日参加している四人の参考人が皆心配しているところというふうに思っております。

私がAIの安全性に関しての日本を代表して国際の場に出ると、大体、日本から出る方、同じ方なんですね。同じ人が結構代わる代わる闘っているというところで、ほかの国を見ますとかなり層が厚くなっています。なので、これはもう急務として、その国際的な議論ができる人材というのを育成しなきゃいけない。これは官民両方ですね。民間から、私のように民間から出て協力をする人だけではなくて、官の中にもそういった人材をきちんと育成することは急務だというふうに考えます。

二つ目の国民の責務でございます。

これ、責務という言葉の重みでございますけれども、努力目標と責務というのが、日本人にとっては、努力してくださいというのと責務というのがほぼ同じぐらい重く捉えられているというふうに思っておりまして、その表層的な言葉での責務というふうに感じるのと、努力するようにというところには余り差分がないように思っております。

やはり、このAIの急速な進化に従って、私も中高年でございますけれども、中高年というのは今までのスピードと違う経験というのをしているので、今までの判断をしてしまうと間違った判断をする可能性があるので、ここは危機感を持ってもらうというためには、少しそういう表現を使われてもよろしいのかなというふうに私は個人的には感じております。

以上です。

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