木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官

2025年4月10日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

浮体式の洋上風力発電につきましては、現在、世界的にも開発途上でございまして、先ほど委員御指摘ございました幾つかの事例ございますが、これは、洋上風力発電の先行地域の欧州においても、現在実証事業を実施している段階だというふうに承知しております。

我が国においても、広大なEEZを含む水深の深い海域に設置可能な浮体式洋上風力の開発を進めることは、エネルギー安定供給に加えて、産業競争力強化の観点でも重要だと考えております。このため、浮体式洋上風力の技術開発、実証を通じて、低コストに量産化する技術の確立を目指してまいります。具体的には、日本と類似の気象、海象条件を有するアジア等への展開も見据えて、グリーンイノベーション基金を活用して、一基一万二千キロワットを超える世界最大級の浮体式洋上風車を用いた実証事業を実施しているところでございます。

また、浮体式洋上風力発電について、我が国が世界をリードしていくために、標準化などのルールづくりの観点も重要でありまして、産業界が協調した取組が求められるところでございます。このため、昨年三月には、国内の発電事業者等によって構成される浮体式洋上風力技術研究組合、FLOWRAと呼んでおりますが、FLOWRAが設立されたところでございまして、発電システム等の確立に向けた調査、研究開発、標準化などを進めてございます。

経済産業省としても、こうしたグローバル展開を視野に入れた産業界の取組をしっかり支援してまいりたいと考えております。

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