日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
一週間ほど前に令和六年度の日銀の決算報告が出ましたけれども、当期純利益が二・二兆円、一方、ETFの運用益、株のETFですね、その運用益が一・三兆円ということです。ですから、もしETFがなければ日銀の当期剰余金は一兆円を割っていたということになるかと思うんですが。釈迦に説法かもしれませんけれども、中央銀行たるもの、通貨の信用を守るために、株とか長期国債とかいうボラタイルな、値段がボラタイルなものを、金融商品を買ってはいけない、これは金融界の第一歩であると思いますし、中央銀行であれば当然のことだと思うんですが。このETFで決算を作っている、これ恥ずかしいんじゃないかなと私は思うんですけどね。普通、一種の、例えば会社が、メーカーが、メーカーの収益はとんとんだけれども、馬券でもうかっているというような感じかと思ってしまうわけですよ。
五月三十日の衆議院の金融委員会で、階委員の質問に対して、利払いをする際の利子率と保有債券に入ってくる方の利子率、ここに逆ざやがしばらく続きますので、そこから来るマイナスの力を打ち消す一つの要素になるということは確かでございますと、いかにもプラスの感覚でしゃべっていらっしゃいますけれども、中央銀行たるもの、当然、株なんかは、御存じのように、世界で株を持っている中央銀行なんてスイス中央銀行ぐらい、以外ないわけですよ。それなのに、日銀は日本一の株主である、で、そこで収益を上げている。
これ、このままいっちゃうと、日本銀行の信用が失墜して、さらには通貨の信用にも、円の信用にも失墜してしまうのではないかと思うんですが、いかがお考えでしょうか。
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上田勇(公明)
ありがとうございます。
もちろん、こういう生保会社の超長期の国債、これ自体が含み損が出たといってもすぐに損失が表面化するわけではありません、顕在化するわけではありませんが、やっぱりそういうリスクは金融機関の中でも、今おっしゃったようにポートフォリオが様々でありますけれども、によってはリスクが高まっていく危険性はあるということであります。いろいろと、ずっと安定した状態から少し変化する事態になっているだけに、引き続き、また金融庁として是非モニタリングをよろしくお願いしたいというふうに思います。
次に、財務省に国債の発行計画の在り方についてお考えを伺いたい…
この発言のページ
58窪窪田修財務省理財局長
お答えいたします。
国債の安定消化に向けましては、御指摘のように、昨年の日銀の国債買入れ減額の決定を受けまして、国内外の幅広い投資家に国債を購入、保有していただく努力が一層重要になっていると認識しております。市場環境、投資家ニーズに即した年限構成の見直しや新商品の開発などの取組を行っておるところでございます。
このうち、国債の発行年限につきましては、年限の短いものと長いものとを比較した場合、年限の短い国債は長い国債よりも利払いコストを低く抑えられる一方、すぐに借換えが必要となりますので、借換え時の金利上昇リスクや借換えリスクを負うことになります。
…
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上田勇(公明)
ありがとうございました。
時間なので終わります。
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- (上の発言)
60藤藤巻健史(維新)
日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
一週間ほど前に令和六年度の日銀の決算報告が出ましたけれども、当期純利益が二・二兆円、一方、ETFの運用益、株のETFですね、その運用益が一・三兆円ということです。ですから、もしETFがなければ日銀の当期剰余金は一兆円を割っていたということになるかと思うんですが。釈迦に説法かもしれませんけれども、中央銀行たるもの、通貨の信用を守るために、株とか長期国債とかいうボラタイルな、値段がボラタイルなものを、金融商品を買ってはいけない、これは金融界の第一歩であると思いますし、中央銀行であれば当然のことだと思うんですが。このETFで決算を作っている、これ恥ずかしいんじゃないかなと私は思うんですけどね。普通、一種の、例えば会社が、メーカーが、メーカーの収益はとんとんだけれども、馬券でもうかっているというような感じかと思ってしまうわけですよ。
五月三十日の衆議院の金融委員会で、階委員の質問に対して、利払いをする際の利子率と保有債券に入ってくる方の利子率、ここに逆ざやがしばらく続きますので、そこから来るマイナスの力を打ち消す一つの要素になるということは確かでございますと、いかにもプラスの感覚でしゃべっていらっしゃいますけれども、中央銀行たるもの、当然、株なんかは、御存じのように、世界で株を持っている中央銀行なんてスイス中央銀行ぐらい、以外ないわけですよ。それなのに、日銀は日本一の株主である、で、そこで収益を上げている。
これ、このままいっちゃうと、日本銀行の信用が失墜して、さらには通貨の信用にも、円の信用にも失墜してしまうのではないかと思うんですが、いかがお考えでしょうか。
61植植田和男日本銀行総裁
私ども、二%の物価安定目標を実現するために昨年春まで大規模な金融緩和を行っておりました。ETF等を保有しておりますのは、物価安定という自らの使命を果たすために必要な政策を行った結果でございます。
日本銀行に対する信用をという点に関しましては、第一義的には私どもが物価安定目標をきちんと達成するということを通じて信認を確保していくということであるかと考えております。
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62藤藤巻健史(維新)
日銀総裁としてはそう答えざるを得ないのかもしれませんけれども、大変申し訳ないんですけど、学者としての矜持があるのかなと。中央銀行がこんな株でもうけを出している、それを恥ずかしげもなくおっしゃるというのはどうかなと私は思いますですけどね。
次の質問です。
今まで、時価会計で日銀のバランスシートを評価すると債務超過になるリスクがかなり強まってきたのではないかという質問に対して、総裁は、日銀は簿価会計をしているから大丈夫だという答弁でした。今日は、その簿価会計であったとしてもという話をします。
これ非常に、簿価会計やっているから大丈夫だというのは非常に私…
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63植植田和男日本銀行総裁
これは、まとめますと、おっしゃるように、収益は、金利を上げていく過程で、あるいはバランスシートを縮小し金利を上げていく過程で一旦下押しされます。ただし、その後収益が回復していくメカニズムがあるため、全体を通じて見れば、信頼を逸するということにはならないというふうに考えております。
具体的には、政策金利が上がってバランスシートが縮小する局面では、委員おっしゃいましたように、当座預金に対する付利金利の引上げが起こりますので、超過準備に対する支払利息の増加から収益は下押しされます。
ただ、その後は超過準備がだんだん減少していくということで支払利息が減少する…
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