ありがとうございます。
主に聞きたかったのは、アメリカがなぜUSAIDを見直ししているんだと、事業を見直ししているんだと。これ、公式見解が出ていないんですね。二〇二三年のUSAIDの年間予算十兆円、そのうちの六兆円が対外支援に使われているということなんです。
今のアメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、USAIDのお金の使い方が当初の使命から逸脱しているんだというふうにして見直し掛けているんですね。で、何に使っているのかと、問題視しているかというと、例えばアイルランドのDEIのミュージカルの作成、コロンビアのトランスジェンダーオペラへの支援、グアテマラでの性転換とLGBT活動の支援、ベトナムの電気自動車普及のための支援、アフガニスタンのケシ栽培のための水道づくり、武漢研究所の研究に関与していた団体への資金支援、ウクライナへの支援、そういったことが本当にこれ貧困国とかの支援になっているのかということなんですよね。
ルビオ長官、こうもおっしゃっていて、不可欠な救命プログラムはやるんだということはおっしゃっているんだけど、今挙げたようなことは意図的にすごく思想を含んでいて、本当の国際支援になっていないんじゃないかということなんですね。
こういうことを踏まえてトランプ大統領の考えを考えると、結局、こういった国際援助の名を借りた脱炭素だったり、DEIの普及だったり、ジェンダーフリーだったり、ウクライナの支援だったりといった、前回も脱炭素のことは言いましたけれども、そういった国際支援を使ったビジネスモデルをつくっているんじゃないかというふうなところで見直しを掛けていて、そこの利権構造に対してチェックを入れろというふうに言っているんではないかというふうに考えます。
日本のIDAのこの支援の資金の用途を貧困支援だと言いながらさっき挙げた気候変動とかジェンダーフリーとかそういったことにも使われているということで、アメリカはだからその点に関しては資金を切ってくる可能性が高いので、日本もただただ資金を援助してその存在感を高めるということじゃなくて、今アメリカがやっているルールメーク、ルールチェンジですね、この大きな世界の政策チェンジをしっかりと理解してサポートしていくことが実は日本の国益に……
81今今西靖治外務省大臣官房参事官
お答え申し上げます。
現在、米国政府は、対外援助と外交政策の整合性につき評価中であります。USAIDをめぐる動きが国際的にもたらす影響については、我が国としても情報収集、それから分析に努めているところでございます。
国際社会の分断と対立は深刻化しております。そうした中で、グローバルサウスとの関係を強化し、国際社会を協調に導いていくため、ODAは重要な外交ツールであると私ども考えておりまして、その戦略的、それから効果的な実施がますます重要になっていると考えております。
我が国といたしましては、関係者の動向を踏まえつつ、米国を含む各国との間で意思疎通を…
この発言のページ
82
神谷宗幣政府参考人など
大臣にお聞きしたいんですけど、今の外務省の回答も聞かれて、USAIDの事業見直しに関してどのような見解をお持ちか。これ、アメリカのさきの関税とも連携している問題だと思いますので、大臣の見解をお聞かせください。
この発言のページ
83
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
アメリカがやっていることに対して日本政府としてああだこうだと言うのは従前から差し控えさせていただいているところでありますけれども、日本としても、先ほどからもお話がありましたように、日本のやっている様々な施策が効果があるかどうか、それを検証し、そして改善を図っていくと、これ当然大事なことだと思っております。
また、今外務省からも説明がありましたように、現在の我が国が置かれている国際的な、広い意味での安全保障環境と言ってもいいんだろうと思いますけれども、そうしたことを考えれば、より日本にとって望ましい環境をつくっていく、そういった意味での外交の展開、そして…
この発言のページ
- (上の発言)
84
神谷宗幣政府参考人など
ありがとうございます。
主に聞きたかったのは、アメリカがなぜUSAIDを見直ししているんだと、事業を見直ししているんだと。これ、公式見解が出ていないんですね。二〇二三年のUSAIDの年間予算十兆円、そのうちの六兆円が対外支援に使われているということなんです。
今のアメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、USAIDのお金の使い方が当初の使命から逸脱しているんだというふうにして見直し掛けているんですね。で、何に使っているのかと、問題視しているかというと、例えばアイルランドのDEIのミュージカルの作成、コロンビアのトランスジェンダーオペラへの支援、グアテマラでの性転換とLGBT活動の支援、ベトナムの電気自動車普及のための支援、アフガニスタンのケシ栽培のための水道づくり、武漢研究所の研究に関与していた団体への資金支援、ウクライナへの支援、そういったことが本当にこれ貧困国とかの支援になっているのかということなんですよね。
ルビオ長官、こうもおっしゃっていて、不可欠な救命プログラムはやるんだということはおっしゃっているんだけど、今挙げたようなことは意図的にすごく思想を含んでいて、本当の国際支援になっていないんじゃないかということなんですね。
こういうことを踏まえてトランプ大統領の考えを考えると、結局、こういった国際援助の名を借りた脱炭素だったり、DEIの普及だったり、ジェンダーフリーだったり、ウクライナの支援だったりといった、前回も脱炭素のことは言いましたけれども、そういった国際支援を使ったビジネスモデルをつくっているんじゃないかというふうなところで見直しを掛けていて、そこの利権構造に対してチェックを入れろというふうに言っているんではないかというふうに考えます。
日本のIDAのこの支援の資金の用途を貧困支援だと言いながらさっき挙げた気候変動とかジェンダーフリーとかそういったことにも使われているということで、アメリカはだからその点に関しては資金を切ってくる可能性が高いので、日本もただただ資金を援助してその存在感を高めるということじゃなくて、今アメリカがやっているルールメーク、ルールチェンジですね、この大きな世界の政策チェンジをしっかりと理解してサポートしていくことが実は日本の国益に……
85
三宅伸吾(自民)
神谷君、時間が参っておりますので、おまとめください。
この発言のページ
86
神谷宗幣政府参考人など
かなうんではないかというふうに考えておりますので、是非そういった視点でもアメリカの政策、海外援助、見ていっていただいて、日本の政策考えていただきたいと思います。
私からは以上です。
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87
三宅伸吾(自民)
他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
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